『Rei』
[8]前話
いつも冷静で、なんでも解ってくれて、賢くて、芯が強くて、優しくて...
そんなあなたに何度も助けられた。
頼ってた、甘えてた...
後になって解る自分の情けなさに吐き気がする。
どんな時も頼りになる存在。
だけど、狂わせてしまった...
私は止めることも出来ず、役に立つことも出来ず...
みんな追い込まれた、追い詰められた、どうしようもない見えない圧力に負けまいと...屈してたまるかと...醜い腐った連中なんかに...
私と同じ愚かな行動にでているあなたの姿を見た瞬間、あなたを失った。
永遠の眠りにつくあなた。
一緒に逝こうとした私はまた生かされた...
私がもっと冷静で賢かったなら、あなたを掬う手だてが見つかっただろうか...
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