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ゲート自衛隊 超化学提督物語
科学チートによる無双戦記です
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戦と陸戦の戦闘に対して驚愕していた。人間がやれば明らかにパイロットの安全が保障されない規格外な機動で韓国軍のF-15KやF-16Cを一方的に撃破した銀河連邦のAIF-9ゴースト。そして人間サイズのMS。モビルソルジャージムの圧倒的物量とビームライフでK1やK2といった韓国軍の戦車を一方的に破壊し、戦車砲の直撃にビクともしない驚異的な装甲は驚くべきものがあった。

「諸君。この映像はすべて本物だと思うかね?」

ジェガノフ大統領は、銀河連邦より送られた情報映像を本物なのかロシア軍の高級士官や情報局の責任者達に質問した。

「本来ならここまでの貴重な戦闘映像を他国に提示するのはあり得ない事ですが、私は本物であると理解します」

「何故かね?」

「大統領。銀河連邦は今回の韓国の戦争を地球国家に対する見せしめに行ったものと思われます。今まで銀河連邦はゲートより突然と表れた強大な星間国家であることは、どの国も承知の通りでしたが、それでも彼らの軍事力にかんしては各国とも半信半疑でした。地球各国が銀河連邦を見くびっていると判断し、あまりにわが国を不敬な態度を続けると、韓国のように全てを滅ぼすぞという銀河連邦のメッセージです」

「ご存知の通り。韓国のあまりにも考えなしの挑発行為に銀河連邦は怒り、銀河連邦の圧倒的武力で滅びました。」

「確かに君達の言うとおりだな」

ジェガノフ大統領は各高官達の意見を聞いて納得するように呟く。銀河連邦やゲートに関する技術は興味があるが、だからといって銀河連邦を怒らせてまで保有したいとはジェガノフ大統領は思ってもいなかった。今回の韓国の暴走についても銀河連邦が絶対に武力行使をしないという、そんな楽観的な考えが原因で滅んだとジェガノフ大統領はそう判断した。

(別に資源が豊富なロシアにゲートは必要ない。どちらかといえば邪魔な存在だ。そもそも銀河連邦は地球世界に対して興味がない事はどの国も理解している事だ。アメリカや中国のように技術提供を迫っても大した成果は上げられないだろう。それに下手に欲張ると韓国の二の舞になる恐れもある)

深く干渉はしないが、それでも友好関係を結ぶためにロシアは銀河連邦に接触は続けるつもりであった。

(さて、世界はどう動く。傲慢な中国は元より、何が何でも一番では気がすまないディレルも今回の韓国騒動で方針を変えるか?それともより一層に接触を図るのか……とにかく圧倒的武力を見せつけた銀河連邦と、ゲートが繋がっている日本が世界の中心となることには間違いない)

ジェガノフ大統領はそう判断し、しばらくは銀河連邦と日本が中心に世界が動くと判断する。

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