科学チートによる無双戦記です
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一斉に韓国海軍艦隊に向けて主砲ショックカノンが一斉に発射された。一斉発射されたショックカノンのビーム砲は韓国海軍のイージス艦を筆頭とした戦闘艦を含めた艦隊をわずか一撃で全てを轟沈させた。この現代の艦隊戦は基本的に対艦ミサイルの打ち合いであり、いかにミサイルの攻撃を防御するかに重点がおかれており、光学兵器に対する対策は一切されていなかった。そして何より機動性を高めるために装甲も貧弱であり、一発でも対艦ミサイルを食らえば大破または轟沈も珍しくないのである。戦闘開始から一時間も経過しないでタロウの艦隊は韓国海軍艦隊を壊滅させた。
「……圧倒的だな」
「司令。この時代はシールドは標準装備されていませんし、何よりこの時代の戦闘艦の装甲は貧弱すぎますから当然の結果です」
「まあ、そうなんだけどね……」
頭で分かってもここまで圧倒的なワンサイドゲームとなると戦争ではなく一方的な虐殺を演じていると思って少し胃が痛くなるタロウだった。
「司令。艦載機が多数。我が艦隊に接近中です」
「なら、ゴースト隊を発信させてくれ」
「了解しました。ゴースト隊、発進してください」
タロウは、アンドロイド達は優秀であるため基本的に司令官ではある自分は細かな指示を出す必要もないが、この後の事故処理が面倒であり、地球各国に対する外交も今まで以上に面倒な事になると思って仕方なかった。
(まったく。あれだけの大艦隊を見せつければ嫌でも戦力差を相手は理解できると思ったのに……権力に頑固に固執する政治家の執念を甘く見たな。まあ、無条件降伏という明らかに相手が飲めない要求をこっちが出したせいで余計に降伏出来なかっただろうな)
タロウは今回の韓国政府の対応から見て、国として絶対に受け入れられない条件を提示した場合は、どんな被害を受けても自分が死ぬまで権力に固執するのだろうと考えた。
(自分が得た高い地位は絶対に手放したくない。その被害を受けるのは基本的に上の命令を実行に移す現場の人間だ。この国は末期も末期だな、やれやれ)
自分も上の指示には逆らえないし、今更攻撃の手を緩めるつもりはなかった。圧倒的の物量と科学力の差から韓国軍はなすすべもなく敗退を繰り返す。韓国政府が銀河連邦の無条件降伏を受け入れたのは、韓国軍基地と武器を生産している軍事工場を全て機能停止に追い込まれて、韓国全土をモビルソルジャーによって占領された段階からであった。
地球世界に無条件降伏と違い、銀河連邦は韓国を植民植民地支配するつもりはなく、今回の戦争責任者を処罰し、銀河連邦に対して謝罪と銀河連邦に対する不干渉が条件であった。これには韓国側は困惑した。何しろ自国の軍備は陸海空の殆どが壊滅状態であり、このまま銀河連邦に撤退されてしまっては北朝鮮や中国に対して防衛が不可能
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