第十七部[魔法少女リリカルなのは物語]
外伝
外伝さんじゅう[直死]
[1/7]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
俺の名前は阿頼耶式
ごく普通と言うには少し違うと思うけど一応女子高生って事になっているね。
性同一性障害って診断されたんだけど、
正直俺は特に意識したことはない。
ある時教室で寝てたら岩でできた部屋?のような場所に居た。
さっきまで喧噪が聞こえてきてたんだけどここはどこだろうか?
・・・
気が付いたら赤子になっていた・・・え?
転生したらしいけど今回も女子
新しい名前は両儀式。
古い華族の名家、
所で産まれた時から見える線は何なんだろうか?
・・・
線は多分死だ・・・
世界はこんなにも脆かったのか。
生物以外にも岩や大地にも線や点がある。
恐怖で俺は引きこもりになった。
・・・
3歳の時だった、
両親が高名な霊能力者を呼び出し俺の見る幻覚症状を改善するつもりだそうだ。
・・・
5歳の時だった。
あれから何回もいろんな霊能力者に見てもらったけど俺の目は一向に良くならなかった。
転生したけど地獄のような世界だな。
・・・
6歳の時だった、
家を抜け出した森の中で一人の人間?に出会った、
角が生えていて腕には鱗があり、
身体に死の線が一切ない人間だった。
本能的に殺したくなり、
そして本能的に殺せないことが解る相手だった。
彼は俺の瞳を見ると眼鏡をくれた。
眼鏡を掛けると線が見えなくなった。
お礼をしようと顔を上げると彼はいなくなっていた。
・・・
小学校に通うようになった。
眼鏡を掛けてから私の世界は変わった。
世界はこんなにも輝いていたのか。
新しい人生だし楽しんで暮らしたい。
・・・
この世界には妖怪のような物がいる。
偶に襲い掛かってくるのがいるけどこの目のおかげかこの身体能力のおかげか結構簡単に退治できる。
でも身体を鍛えた方が良いかな?
戦闘技能は磨いていた方が良いね。
遠くから俺じゃ勝てない鼠の妖怪が見ていた。
・・・
同じクラスの月村さんを殺したくなるんだけど何でだろう?
新しい人生を楽しく生きたいと決めてるから流石に殺人犯にはなりたくないけど・・・
月村さんが私の蒼い目が綺麗って言ってたけど俺の目の色は黒だったと思うが?
・・・
月村さんと友達になった。
自分より身体能力の高い同性の同年代は初めてらしい。
隣のクラスの八神さんとかも高いと思うけど?
ああ、彼女とはもう友達なのか。
前世をよく
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ