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転生旅行
第十七部[魔法少女リリカルなのは物語]
外伝
外伝にじゅうきゅう[かくあれかし]
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たけど、

あれが沢山いるの?




・・・


あ、

ああぁぁぁっぁ。

死んだ。



・・・



気が付いたら彼が私を背負って走っていた。

他の子達は死んだのかな?



術式で戦ってる彼とか始めて見た。

多分背負った状態で肉弾戦をやると私に負荷がかかるからだろうけど。


彼の術式で敵を普通に弾き飛ばしたり封印したりしてるけど、

あれって最上級クラスの妖怪じゃ・・・


殴ったら一撃なのかしら?



・・・


死の国の門に到達した。


補助用の術者がいるならともかく、

私だけだと二日は掛かるかしら・・・

最上級クラスの妖怪が大量にいる中で二日も?

無理だ。

最初から分かってたけどこの作戦で私は死ぬ。

でも仕事は仕事。

やるだけやろう。

「封印の儀式に二日間掛かります、その間しっかりと守ってくださいね・・・・私の騎士様」

祝詞を唱えながら舞を踊り、印を結びながら五行陣を刻む。

正直に言おう、

一人で発動させるような術じゃない。

真面目に私が生き残って無かったら彼は無駄足になっていただろう。




・・・

封印術の発動準備中でトランス状態になって無かったら多分私は発狂死していた。

最上級クラスの状態が万って言ったね・・・

じゃあ目の前にいる妖怪は何だ・・・

時間的に昼間なのに急に夜になり寒くなった。

現れた妖怪は私には視認すら許されなかった。


・・・

彼の妖怪化。

恐ろしかった、

唯々恐ろしかった。

最上級妖怪をただの餌としてしか見ない妖怪。

正直に言おう。

彼がその気になったらこの星は滅ぶ。

四十九院家はなんて化け物を作ったんだ。


私が視認すらできなかった妖怪を一方的に叩きのめしている。



・・・


ああ、

封印術が成功してしまった・・・

私は意識を保っていられなかった。

あれは多分疲労じゃない。



・・・



次に気が付いたときは作戦本部に戻っていた。

目が覚めた時両親が抱き着いてきたけどずっと付いていてくれたのだろうか?

少しうれしい。



彼は四国内の妖怪を討伐しているらしい。

何だろう?

封印中に何かを見た気がするけどよく覚えていない。

記憶力は良いつもりだったんだけどね。

極限状態だったし仕方が無いかな?



私が英雄扱いされてて正直微妙

・・・


退魔師育成の学校が出来るらしい。

民間人に大々的に情報を流して、

才能ある人
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