第六千九百五十七話 社会の裏で
[8]前話 [2]次話
第六千九百五十七話 社会の裏で
マフィアやカモラは今やイタリア南部の深刻な悩みの一つとなっていますがそれは十九世紀からでした。
「統一までに結構力があったな」
「自警団とか密輸組織が変な風になってな」
「そこで取り締まっていればな」
ドイツは今更ながらと思いロマーノに言いました。
「今の様になっていなかったが」
「自警団出来た理由わかるだろ」
「警察の力が弱かったからだ」
「そうだよこの野郎」
まさにというのです。
「だからああなったんだよ」
「そうだな」
「そして近代化される中でな」
社会全体がです。
「ああした風になっていったんだよ」
「そして統一の頃にはだな」
「ああなっていたんだよ」
今のマフィアやカモラにです。
近代化と共に犯罪組織も今の様になっていきました、そしてロマーノではかなり深刻な問題になっていったのです。
第六千九百五十七話 完
2018・4・7
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ