第22話:平和だね〜!
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ているのですが、さすがに生胸はお目に掛かる事がありません。刺激が強すぎますね。
少しすると、ちゃんと服を着たアルメリアさんが小屋から出てきました。
「おはようございます。洗面器に水を作っておきましたから、顔を洗って下さいね。」
「おはよう。済まないね。」
タオルを渡すと、アルメリアさんは洗面器を持って、少し離れた所に行って顔を洗いました。水を捨ててから大きくのびをすると戻ってきます。
「さっきは済まなかった。どうも朝は弱くていけない。」
「いいえ。気にしないで下さい。それよりも、朝食の準備が出来ていますから、食べてしまいましょう。」
「この前もそうだったが、毎回用意してもらって悪いな。」
「アルメリアさんの家ではごちそうになっていますから、お相子と言う事で良いじゃないですか。それでは頂きます。」
二人でたわいもない事を話しながら朝食を済ませ、お茶も飲んでから後片付けをしました。
「私はこれからゴムの樹液を取りに森に入ります。アルメリアさんはどうしますか?」
「そうだな。私はこの辺り一帯の植物と動物の調査をするよ。」
「判りました。それではお昼になったら一度戻って下さいね。『ヴァルファーレ』はここで待機していて下さい。周囲をサーチして異常があったら知らせて下さいね。もしも、私やアルメリアさんに異常が発生したら救援をお願いします。」
[判った。任せるが良い。]
「『ヴァルファーレ』は、周囲10リーグ以上を監視する事が出来ますから、多少遠くに行っても大丈夫ですが、この前の事もありますから、気を付けてあまり遠くには行かないで下さいね。」
「半径10リーグなら十分だ。それにしても『ヴァルファーレ』は本当に優秀な使い魔だな。私もこんな使い魔が居れば何処でも自由に行けるのだが。」
『ヴァルファーレ』のような使い魔はちょっと居ないでしょうね。今のところ異界の住人は僕しか呼び出せないでしょうから、他の人が呼び出す事は不可能だと思います。かといって、この世界に似たような存在が居るとも思えないので、やっぱり無理でしょうね。
その後、アルメリアさんと別れて必要な荷物を担いで森に入りました。この前付けて置いた目印もちゃんと残っていたので、特に迷いもせずゴムの木の場所に着く事が出来ました。
1時間ほど掛けて先に見つけていたゴムの木に傷を付けて容器をセットし、樹液の出具合を確認してから次の木へと移動を繰り返しました。
それから他にゴムの木がないか探して廻ります。ゴムの木も多い方が良いですからね。この前は余り時間が無かったので11本しか見つける事ができませんでしたが、今回は少し余裕がありますからもう何本か見つけておきたいと思います。
この前と同じ地図に調査した場所を記録しな
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