二次小説で登場するような無能な政治家がリアルにいたら大変です。
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はどの国も銀河連邦に対して交渉が上手く進んでいない事だ。これでもしアメリカより先に他の国が友好関係を構築できたら大統領批判だけではすまなかった。一番に友好関係を結べないだけで自分の政治生命は終わる。それだけの影響力が銀河連邦にはある。故にディレルも必死であった。
今までのアメリカ式の外交戦術が機能しないので、ディレルも出来れば銀河連邦に対する対応に様子見を決めたかったが、世論がそれを許してくれないので早く友好関係を結びたいとそう思っていた時に秘書官より緊急報告がディレルの元に入ってくる。
「大統領閣下大変です！大韓民国が銀河連邦に対して抗議と謝罪を要求しています！！」
「何だと！どういう事だ！？」
「これまでの銀河連邦の世界に対する対応は大変不敬である。銀河連邦は世界に対して大いに謝罪して無条件でゲートの技術を提供すべきであると要求しています」
「ファック！！何を考えているんだコリアンどもは！！相手はお人よしのジャパンじゃないんだぞ！」
「韓国の行動は軽率すぎます。彼らはこちらの世界で武力行使はないと思い込んでいるようです。故にあのような無礼な声明文を発表したと思われます。後はゲート技術の独占を目論みもあると思いますが……」
「なんて楽観的な行動を……下手をすればアメリカも巻き添えをくらう。いつでも在韓米軍を撤退できるように準備しておけ」
「わかりました。在韓米軍の司令官に伝えておきます」
銀河連邦の武力を本格行使すれば惑星一つを滅ぼすことなど簡単だ。韓国だけが滅びるならまだいいが下手をすれば地球全土が壊滅の危機に陥る可能性がある。銀河連邦の世界にあったような二週間戦争のような悲劇がこちらの地球でも起こる可能性が高くなってしまった。
(やっかいな事をしやがって！！)
心の中でバカな行動に走った韓国政府に対して悪態をつくディレルだった。
ーーー。
韓国政府の謝罪とゲート技術の無償提供について銀河連邦は韓国政府の対応に呆れていた。そもそも韓国という国自体が銀河連邦政府も認識していなかった。銀河連邦基準からすれば資源もない、国力も発言力もない数多くある地方勢力の言葉にいちいち気にも留める理由もなかった。しかし、今回の声明文を受けて適当に「不敬である」と簡単に抗議するだけで終わったが、しかし抗議した韓国に対して韓国の新たな声明文には流石に銀河連邦政府も呆れを通り越していていた。
「不敬なのは銀河連邦だ。不敬で野蛮な銀河連邦政府は直接韓国に来て謝罪と賠償をするべきだ！」
流石に韓国のこの暴走発言については予想外であった。流石にこの発言を銀河連邦政府も無視できなくなり、銀河連邦政府は並行世界に対しての責任者であるタロウ・ヤマダ中将に対して韓国に対する制裁処置を命令する。
「韓
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