CAST 25
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前の友人にも言ってやってくれ」
「男でも関係ないよ!かわいいから問題ない!」
「ジーザス」
「白夜は、性別【白夜】だから、問題無し」
「俺は男だ。俺は男だ。大事な事だから二回言ったぞ」
「哀れですね、マスター」
「Fa〇k」
「駄目だよ〜白夜君。そんな汚い言葉使ったら〜」
「なら俺を離せ光井、この状況がFac〇なんだよ」
「えー…」
何とか離してもらい、雫達の目的地へと向かう。
向かった先は、普通(高級店でないという意味)の店だった。
「ほー…意外だな」
「堅苦しいのは嫌いだから」
「成る程。言えてる」
時折収録で高級品を着る事があるが、確かにあの手の物は堅苦しい。
「白夜様はドレスを着る事も有りますからね。
そういった点は一般男性より鋭いでしょう」
「え?白夜ちゃんのドレス?」
やめろ反応するな。
「写真ある。みる?」
雫がポケットからスマホを取り出した。
「みる!」
「まてやこら」
雫を止めようとした瞬間、後ろから水波に抑え込まれた。
「はなせ!俺はマスターだぞ!」
「マスターの素晴らしさを説くのも従者の務め。
マスターの素晴らしさを説く事を邪魔するのを阻止するのも従者の務めです」
「物は言い様だな!」
「わぁ…すっごいきれい…」
「うっとり眺めてんじゃねーぞコラァ!」
"光を屈折させる程度の能力"
「<偽典・光歪曲迷彩-デミ・メタマテリアルオプチカルカモ>!」
雫のスマホを覆うように、光の通らないエリアを作る。
「白夜様、このような場所での魔法行使は…」
「気づかれてねぇしサイオン使ってないからセーフ」
程度の能力によってもたらされる異能は、魔法をブーストする事もできるが、サイオンを介さずに事象改変を起こす事ができる。
程度の能力で魔法をブーストした方が威力は上だが、此方は気付かれずに使う事ができる。
まぁ、程度の能力の中には物理法則をガン無視した能力もあるしな。
スキマとかはその最たる物だ。
「ふふ…白夜ちゃん。『光井』に光学系術式を挑みますか…
その勝負受けて立ちます!」
あ…『光井』って光のエレメンツじゃん…
すっかり忘れてた…
光井がCADを出そうとして…
「すとっぷ」
雫がその手を抑えた。
「白夜がどうしたかはしらないけど、こんな所で魔法を使えば普通気付かれる」
「うぅ…」
「あとでメールでおくるから」
「うん。わかった」
ええぃ、話をそらさねば…
「お前ら服買えよ。俺の写真とかどうでもいいだろ」
「ん。わかった。桜井さん白夜連れてきて」
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