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死神と呼ばれた転生者
最終話
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 リュウイチ「邪魔して悪いね。これを持って行きなよ」

 2人にアタッシュケースを渡した。

 シャア「何だ。やけに重いが」
 リュウイチ「そりゃあ、金塊だからな」
 シャア「いいのか」
 リュウイチ「欲しいのならもっと出してやるぜ」
 シャア「いや、充分だ。ありがとう」
 リュウイチ「本当はキャスバルの治める世界を、見たかった」
 シャア「私はもう政治や戦争と離れたい」
 リュウイチ「そうか。まあ好きにすれば良い」

 俺は2人をサイド6へ転送して別れた。

 リュウイチ「ラルさんあんた達はどうする」
 ラル「またハモンの店でバーテンダーでもするさ」
 リュウイチ「あんたらも1つずつ持って行きな」
 ラル「すまんな。でもようやく胸のつかえが取れた」
 リュウイチ「サイド3でいいんだな」
 ラル「頼む。ありがとう」

 ラル部隊もサイド3に転送して別れた。

 リズ「結局シャアの天下にはならなかったわね」
 リュウイチ「いいさ。また騒乱が起きてゆっくり休む暇は無いと思うぜ」
 リズ「さて私達も帰りましょう。みんな待っているよ」
 リュウイチ「どうせ、次の世界行きたいだけだろうが」

 俺達はゼウスに帰還して又次の世界へ転生した。


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