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死神と呼ばれた転生者
最終話
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ぎる機体に乗ると」

 青と白が一斉に動きシャアのゲルググに、ヒートホークとビームナギナタを叩きつけた。

 シャア「確かに。躱す気が起きんな」
 リュウイチ「ガトーお前の相手は俺だった筈。まあ結果は同じだけどな」
 ガトー「馬鹿な。2人で叩き込んで傷が付かないだと」
 マツナガ「・・・・・・・」

 白いザクUにはゲルググのビームナギナタが、コックピットに刺さっていた。

 シャア「遅いな。白狼もこの程度か」
 ドズル「マツナガ! シャア貴様よくも」
 シャア「貴様らがいらぬ欲望を持たなければ、こうはならなかった」
 リュウイチ「ドズル絶望を味合わせてやる。ユーリ最大パワーだ」
 ユーリ「縮退砲フルチャージ。発射」

 宇宙が一瞬光に包まれた、そしてソロモンは消滅した。

 ドズル「ゼナ! ミネバ! 貴様らよくも」
 シャア「分かったか。肉親を殺される痛みが」
 ドズル「貴様らも道連れだ」
 リュウイチ「『トランザム!!』」

 ブルーが一瞬姿を消し現れた時は、ビグ・ザムの上だった。
 そしてシシオウブレードを抜きコックピット周りを切り抜いた。
 ドズルが宇宙空間へ放り出された。

 シャア「死ね、ドズル」

 ゲルググのビームライフルがドズルに向き、ビームを発射ドズルは一瞬で姿を消した。

 ガトー「貴様ら・・・・・」

 ラルのリックドムがガトーのゲルググを切り裂いていた。

 ラル「うるさい」
 リュウイチ「キャスバル後はデギンだけだ」
 シャア「奴はこの手で殺す」
 リュウイチ「それじゃズム・シティへ行こうか。転移」

 ブルーとゲルググが転移した。
 転移したのはデギンの住む宮殿だった。
 シャアをブルーの手に乗せると窓に近づけてやると、シャアは中へ飛び込んだ。
 近衛兵がシャアに近づこうとした時、ブルーの腕が叩き込まれ近衛兵を薙ぎ払った。

 シャア「デギン。息子らは全員あの世へ行ったぞ」
 デギン「そうか。お前がキャスバルだったか」
 シャア「父母の仇討たせて貰う」
 デギン「覚悟はできている。ガルマを失い希望も無い。殺せ」
 シャア「ガルマの元へ行け」

 シャアは腰の拳銃を抜くと、デギンに全弾撃ち込んだ。

 リュウイチ「さてキャスバル、これからどうする」
 シャア「ザビ家は滅ぼした後は知らん。妹でも探して静かに暮らすさ」
 リュウイチ「そうか。では合わせてやろう。手に捕まれ、転移」

 ブルーはザンジバルの格納庫に転移した。
 格納庫には1人の女性が立っていた。

 シャア「アルテイシア!」
 セイラ「キャスバル兄さん!」
 シャア「父さん、母さんの仇は取った。後は何処かで静かに暮らそう」
 セイラ「そうね」

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