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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
決戦!バラン星域会戦 その2
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ガミラス艦隊の配置
バラン星守備 1・2・3
ボラー連邦迎撃 4・5
連合艦隊迎撃 6
ドメル艦隊 6
ゲール艦隊 1
ダゴン艦隊 5
グスタフ艦隊 3
「ビーメラ星系のプローグ前線基地からの報告です。
ガミラス艦隊は、艦隊を三分割しドメル艦隊が我が連合艦隊へ。
ダゴン艦隊がボラー艦隊へ迎撃に向かう模様です」
まさかの総大将出陣である。
いや、ドメル提督らしいと言えばらしいのだが。
叢雲が口を挟む。
「こっちを速攻で叩いて、返す刀でボラー艦隊へ向かう作戦のようね。
ボラー艦隊へ向かったのは足止めなんでしょう。
ボラー艦隊が用意したのが五個艦隊だからこれは撃破されるだろうけど、うちを潰して残存戦力を再編したらガミラスは三個艦隊はなんとか作れるはず。
基地もあるから、防戦については大丈夫という考えなんでしょう」
そうなると、こちらの作戦も決まってくる。
わざわざ決戦をする必要はなく、足止めと時間稼ぎに徹すればいい。
「プローグの前線艦隊の集結はどうなっている?」
「ビーメラ星系に動かせる船を集めているみたいよ。
私達もそこに向かうから、おそらくここでドメル艦隊と戦う事になるでしょうね」
集まっている船のデータを眺める。
そこには消耗したプローグの前線艦隊が写っていた。
ローク級戦艦 1隻 全長1025メートル
キメラ級艦載機母艦 13隻 全長2707メートル 600機搭載
カラカル級ミサイル巡洋艦 6隻 全長403メートル
コラックス級ミサイル駆逐艦 52隻 全長259メートル
戦闘機充足率 60%
ローカスト型制宙機 2680機
ドラゴンフライ型軽量級戦闘機 500機
スカラベ型支援戦闘機 500機
マンティス型重量級戦闘機 500機
ターマイト型遠距離攻撃機 500機
「かなり消耗しているな」
「今までの攻勢で攻勢限界点まで来ていたから、補充が追いついていないのよ。
この決戦に負けたら、また地球で本土決戦なんて事態になりかねないわ」
叢雲の言葉に嘘や冗談の響きは無かった。
艦隊戦力の消耗がそのまま連絡線の消耗に繋がる宇宙戦争では、いかに艦艇を保持するかが勝敗を分けると言っていいだろう。
そのために、前線に出せる戦力というのは常に限られるのだ。
「失礼します。
T-elos提督から通信が入っております。以上」
「繋いでくれ」
俺が武蔵さんに
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