暁 〜小説投稿サイト〜
死神と呼ばれた転生者
第9話
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気に10機が気を失い艦内へ放り込まれた。

 リュウイチ「バカがだから言ったのに。これからだぞ、本当に疲れるのは」
 ユーリ「体は大丈夫でも、精神に来るんだよ。底の見えない敵と戦うのは」

 更に10時間経った頃、リュウイチとユーリとプトレマイオス2しか戦っていなかった。

 リュウイチ「流石に無理かな、これ以上は」
 ユーリ「充分でしょ。向こうも迎撃態勢を取っているよ。多分」
 リュウイチ「最後の多分が無けりゃ良かったけどな。撤退する」
 ユーリ「了解」

 一斉に転移してフロンティア船団に戻って来た。

 オズマ「ゼウス大丈夫か?」
 リュウイチ「流石にあの数を、40時間止めるのはきつかった」
 ユーリ「こっちは準備出来ている?」
 オズマ「ああ全機戦闘態勢だ」
 リュウイチ「コウタ。ウチは準備出来ているな」
 コウタ「出来ています」
 リュウイチ「プトレマイオス2の奴らを収容してくれ」
 艦長「了解」
 リュウイチ「さて何日戦うのかな」
 ユーリ「多分三日だね」
 オズマ「えらく気楽に怖い話をするじゃないか」
 リュウイチ「本当だから仕方が無い。ナイト級母艦が群れていやがるんだぜ」
 オズマ「マジか」
 ユーリ「それより準クィーンがやばいよ。ナイト級母艦の4倍の大きさだからね」
 オズマ「帰っていいか」
 リュウイチ「いいよ。帰れ」
 オズマ「帰れるか」

 マクロスクォーターでは。

 モニカ「デ・フォールド反応多数」
 ジェフリー「来るぞ」

 リュウイチ「あーあ来たのか。来なくていいのに」
 ユーリ「本当だよ。別の所に行けばいいのに」
 リュウイチ「やるぞ。お前等チームごとに、ローテーションで休みを入れろ」

 バジュラの群れが大群でやって来た、そう群れが大群なのである。

 オズマ「マジか。くそったれ!」
 ミハエル「言葉にならん」

 リュウイチ「全機最大火力攻撃用意『輝くゼウスの名の下に』」
 ユーリ「カバラプログラム『オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ』」

 ゼウスの全機体が輝き出した。

 リュウイチ「全機撃てぇ」
 オズマ「反応弾撃て!!」

 始まったどれ位で終わるかも予想が付かない戦いが。

 リュウイチ「全機撃ち続けろ」
 オズマ「SMSは近づいたのを叩け。前に出過ぎてゼウスの火力に巻き込まれるなよ」
 リュウイチ「スズキお前のチームから休め。命令だ」
 オズマ「ウチも順番に休みと補給だ」

 ブルーがバスターランチャーを投げ捨てた。

 リュウイチ「砲身がもうダメだ」

 代わりにツインバスターライフルを構え撃ち出した。

 ユーリ「統合軍が脱落し始めたよ」
 リュウイチ「当てにしてねぇよ」

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