第五十七話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
して。捨ててくるから。」
拓海は立ち上がると、いつのまにやら空になっていたコンビニ弁当の入れ物をレジ袋に入れた。
俺達は拓海にゴミを預けた。拓海はレジ袋の口を縛ると、このコンビニ弁当を買ったコンビニのゴミ箱に捨てた。
「あーそうそう。これからスーパーに行くけど、今日一日乗り切ればそれからは食料や日用品は呉と同じように輸送してもらうようにして貰ってるから。それじゃ、行こう。」
拓海はそう言いながら、既に見つけていたスーパーの方向に向けて足を向けた。
「っぽい。それじゃあ行こうっぽい!」
「お、おー!」
冬華と春雨は、拓海の後に付いて歩き始めた。
…………しゃーねぇ。色々と不安しかねぇけど、やるしかねぇか。
「…………今晩はカレーにするかな。」
俺はそう言うと、三人の後を追った。
「だから!カレーには牛だって!」
「いや、鶏も捨てがたいっぽい!」
「……カツカレーもありですよ!」
「…………お前ら好き勝手言ってるけど、作るのは俺だぞ?」
…………ほんと、不安しかねぇ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ