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何もない俺が異世界転移
8.これからの事
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「そ、それは力強いです...。」

「それはそうと、今日はもう寝て明日の出発に備えなさい。
 ベッドなどは空いていないから、農場近くの小屋で寝てもらうことになるがいいかい?」

「大丈夫です。」

「そうだ、これを使いなさい。うちで飼っているブルーシープの毛を刈って加工したものだよ。」

そうして、差し出してきたものは毛布であった。

「ありがとうございます、それではおやすみなさい。」

そして農場近くの小屋へ向かい寝に入る。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

寝ながら今日あったことを回想する。

今日はいろんな事があったな...
異世界に飛ばされ、テジモフさんやキーラさんと出会った。
とりあえずは、テジモフさんに連れられ王都へ行ってみることにする。
これからの生活に不安があるが、少しだけ楽しみでもある。
俺がいた世界では何もできなかったが、この世界では一から努力し頑張ってみようと思う。






そして夜が明けた。

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