4.情報の交換
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まず確認しないとな、ここがもし日本じゃ無かったら大変だぞ。
というか、日本を知らないって所でおかしいんだ...。
「あ、申し遅れました。私は清水雄一と言います。」
まずは、自己紹介しないとなこれくらいの常識は俺にでもあるぞ。
「シミズユウイチ?あぁシミズ・ユーイチとな、それはまた珍しい名前じゃな。」
最初だけ何故にカタコトなんだ?
「おおそうじゃ、そちらも紹介してくれたんじゃワシもしないとな。
ワシの名前はテジモフ、テジモフ・バーランドじゃ」
テジモフさんか、名前からすると外国の方かな。
「早速で悪いのですが、ここはどこでしょうか?
場所の把握が出来てないんです。」
「その他もろもろは後で聞くとしてまずは場所じゃな、
ここは『ヴェラス王国』の南端じゃ」
「ヴェラス王国ですか、そのような国聞いたことも無いです。」
外国の名前にそんな名前無かったぞ、まぁ聞いたことがないだけ
かもしれないが...
「それは本当か!?はぁ、そうじゃそちらの話をまだ聞いてなかったな。
お前さんはどこからきたんじゃ?」
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俺は日本という国で暮らしていて、河川敷で夕焼けを見ていたら
変な歪みに吸い込まるような感覚に陥り、気づけばここにいたなど。
今まであったことを説明した
空間が歪んだ事や、自分が別の場所にいたことなど自体からおかしい
のだが、こんな非現実なことを易々と信じてはいられない。
「私の方こそそのような国は聞いたことがないが...
ふむ、怪しいが嘘をついているような感じでもない。
いいじゃろ付いてきなさい。」
俺はテジモフさんに連れられ、農場の近くの家へ案内された。
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