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死神と呼ばれた転生者
第6話
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て、ブルーがシシオウブレードでカラミティの砲塔を多数斬り落とした。
 フォビドゥンが再び曲がるビームを撃って来たが、ネタが分かっている時点で躱すのは容易かった。

 シャニ「えっ!」
 オルガ「あっ!」
 クロト「くっ!・・・時間切れかよ」

 急に3機の動きが鈍くなった。
 成程、薬の効果切れか。
 3機は急ぎ後退していった。
 
 リュウイチ「コウタそっちはどうだ?」
 コウタ「どうにか」
 リュウイチ「それじゃ任せるぞ。俺は艦隊を潰して来る」
 コウタ「はーい」

 ブルーは再びバスターランチャーを展開、地球連合軍の艦艇を撃ち始めた。
 ジャスティスはビームサーベルを収めるとオーブーに向った。

 アズラエル「チィ。1度撤退しましょう、これ以上やっても戦力の無駄使いだ」
 艦隊司令「撤退信号を撃て」

 地球連合軍の艦艇から信号弾が上がり、地球連合軍は撤退していった。

リュウイチ「やれやれだ。物量戦はいいが、あの3機が厄介だな」

 俺はコウタを連れてプトレマイオス2に戻った。

 リズ「お帰り。大丈夫だった」
 リュウイチ「まあ。あれぐらいはなぁ」
 リズ「バカ、あんたはいいの。ブルーがどこも壊れないか聞いているの」
 リュウイチ「壊れて無いよ。・・・・ちょっと位」
 リズ「何か言った」
 リュウイチ「何も言っていません」
 リズ「あっそれから今晩は、ブルー弄るから出撃は出来ないわよ」
 リュウイチ「また弄るのか。何するんだよ」
 リズ「エネルギー偏向装甲と曲がるビームを付けるのよ」
 リュウイチ「もう解析したのか」
 リズ「あんな面白い装置すぐに分かったわ」
 リュウイチ「面白いって・・・」
 リズ「夜襲があったらコウタ、1人でがんばりなさい」
 コウタ「援護は?」
 リズ「無いわ。ブルーに全員で掛かるから分かった」
 コウタ「あい」

 だが夜襲はなかった。
 二日目の朝が来た。
 もう地球連合軍は来ている、艦艇数をかなり増やして。

 リュウイチ「昨日あれだけ沈めたのに、何処から集めて来たのやら」
 リズ「出来たわよ。出撃したら2.3発貰って、確認したいから」
 リュウイチ「貰てって、怖い事言うなお前」
 リズ「私達の腕が信用出来ないの・・・そうなのね、悲しいわ」
 リュウイチ「分かった、分かりました」
 リズ「そう。ああ各機から貰ってね。1機じゃデーターにならないから」
 リュウイチ「はいはい。どっちが『死神』か、分からん様になってきた」
 リズ「違うわよ。『悪魔』よ」

そこに勝ち誇ったように笑う『悪魔』がいた。

 リュウイチ「コウタ今日は、空では反応弾使っていい。と言うか使え」
 コウタ「いいんですか」
 リュウ
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