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死神と呼ばれた転生者
第4話
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してきた、ヤザン隊かこいつら潰さんとエマが死ぬ。
 確かに早いが悪いこちらが上だ、部下の1機を斬り捨て、もう1機は消し飛ばした。

 ヤザン「MA形態のハンブラビより早いだと。馬鹿な」

 ツインバスターライフルで止めを撃ったが、直前に脱出カプセルが排出された様だ。
 今度はジェリドのMAバウンド・ドックだ。
 こいつはカミーユにやらせたいが、俺が代わりに殺しておこう。
 Zガンダムを探しているのか、碌に攻撃も警戒もしていない。
 ツインバスターライフルで狙いあっさりと消滅した。
 ラーディッシュもガンダムMK−Uも無事だな。
 敵の攻撃もこの程度なら、持たせられるだろう。
 俺はグリプス2に向った。
 シロッコだけは俺が消そう、カミーユに精神ダメージを与えさせる訳にいかん。

 リュウイチ「シロッコ。『死神』が来てやったぞ」
 シロッコ「『死神』貴様だけは必ず殺す」
 リュウイチ「出来るのならやってみな。レコア達の元へ送ってやる」

 ジ・Oがビームライフルを、撃ちながら急接近してきた。
 ツインバスターライフルを片付けると、シシオウブレードだけでこちらも接近していった。
 ジ・Oがビームライフルを、ビームサーベルに持ち替え斬りかかって来た。
 これを受け止めると、隠し腕のビームサーベルでやられる。
 俺は躱してシシオウブレードを、突き込んだが躱された。

 リュウイチ「その図体で身軽な物だ」
 シロッコ「当たり前だ。このジ・Oは私の全てを注ぎ込んだ、最高傑作だ」
 リュウイチ「それじゃ最後の乗り心地を楽しみな」
 シロッコ「貴様こそ、地獄へ送り返してやる。「『死神』」

 シロッコとの決着はなかなか付かなかった。
 もうどの位剣を交えているか、分らなくなってきている。
 仕方が無い一か八かの勝負に出るか、どうせ俺は碌な死に方は出来ない。
 ジ・Oのビームサーベルをワザと受け止めた。

 シロッコ「最後だ、「『死神』」

 ジ・Oの隠し腕のビームサーベルが出た。
 その隠し腕のビームサーベルを左手に隠し持っていた、ツインビームサイズを伸ばし受け止めた。

 シロッコ「なんだと!」

 シロッコが驚きで一瞬隙を見せた時、ヴェスパーを展開近距離で砲撃した。
 ジ・Oの両腕が消滅した、こちらもヴェスパーが使えなくなった。

 シロッコ「覚えていろ『死神』次こそは必ず殺す!」

 だからさ、何で捨て台詞同じ何だ、第一逃がすか馬鹿。

 リュウイチ「『トランザム!!』」

 俺はジ・Oの前に出ると、コックピットをシシオウブレードで突き刺した。

 シロッコ「グハァー・・・お、俺だけでは・・死なん。貴様の精神も連れて行く」

 シロッコから精神攻撃が来た。

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