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死神と呼ばれた転生者
第4話
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を仕掛けた。

 リュウイチ「流石に数が多い、減らすか」

 バスターランチャーを展開、前方にティターンズMS部隊を狙い消滅させた。
 3回繰り返すと此方に来なくなった。
 仕方無く前進すると、突然Iフィールドにビームが無数に直撃狙撃されていた。

 リュウイチ「『ファング!!』」

 隠れて狙撃しようが関係なく、ファングが襲い掛かりビームの雨は止んだ。
 すると今度は3機のMSが立ちはだかった。
 シロッコのジ・Oとサラのポリノーク・サマーンとシドレのパラス・アテネだった。

 シロッコ「貴様が『死神』か。よくもレコア少尉を殺したな」
 リュウイチ「たらしのシロッコか。レコアをたぶらかして利用した奴が偉そうに」
 サラ「パプテマス様はそんな事をしないわ」
 リュウイチ「お前、ロリコンだったのか。それで大人のレコアが邪魔になったと」
 シロッコ「フフフ。私はそんな低俗な物に興味は無い」
 リュウイチ「お前等2人興味ないってさ。酷いね」
 シロッコ「私は地球圏を女性が統べるべきだと思っているのだよ」
 リュウイチ「じゃお前はいらねぇな『ファング!!』」

 いきなりファングでオールレンジ攻撃を仕掛けたが、余裕で躱しやがった。

 シロッコ「そんな飛び道具。私のジ・Oの前では役に立たんな」
 リュウイチ「そのようだな。でも後の2人は躱せなかった様だぜ」
 シロッコ「何!」

 サラのポリノーク・サマーンとシドレのパラス・アテネのコックピットには、ファングが突き刺さっていた。

 リュウイチ「部下の面倒も見られない奴が偉ぶるんじゃねぇ」
 シロッコ「貴様!!」
 リュウイチ「おやおや。冷静沈着の仮面が剥がれたぜ」

 その時グリプス2の核パルスエンジンが、アクシズ艦隊の砲撃で沈黙した。
 グリプス2の動きが止まった。

 シロッコ「くっ、『死神』覚えていろ」

 シロッコは、グリプス2へ戻って行った。
 何でみんな捨て台詞が同じ何だ。



 アクシズのハマーンがジャミトフを暗殺しょうとして失敗した。
 その為アクシズ艦隊とティターンズ艦隊とが交戦状態になった。
 そのアクシズからエゥーゴに援軍要請が来た。
 ほっときゃ漁夫の利を狙えるのに律義に援軍に駆けつけた。

 リュウイチ「ほっといて弱ったところを、両方潰せば楽に終わるのに」
 クワトロ「約束は約束だ。守らねばエゥーゴの信頼が無くなる」
 リュウイチ「ご立派な信義で。でもよ、アクシズ艦隊少なくないか」
 クワトロ「今は信じるしかあるまい」

 そうしてエゥーゴ艦隊もティターンズ艦隊と交戦に入った。
 戦闘が熾烈さを増した頃、俺の疑似ニュータイプ能力に危険信号が灯った。
 それで気付いたのだ。

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