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死神と呼ばれた転生者
第1話
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 それからの俺はジオン軍にとっても、本当の『死神』となった。


 北アメリカのジオンと連邦の最前線を、警戒パトロールする3機のザクUJ型。
 獲物だ、ザクUJ型等のろまな亀同然だった。
 ブルーは3機のザクUに対し、ビームサーベルしか使わなかった。
 全部コックピットに一撃して倒していった。
 倒したザクは仲間が運んで行った。

 物資補給基地襲撃ミッション。
 守備はザクT3機、ザクUJ型3機、そしてグフ1機。
 ブルーは素早くザクT3機を始末すると、流石に気付いたか残りのMSが攻撃してきた。
 ザクマシンガン120mm今は恐ろしく無い、逆に相手が怯えているのが分かる。
 ブルーは100mmマシンガンを持つと、相手に突撃しながら銃撃。
 全部コックピットを狙うザクU3機終了、残るはグフ1機だけだ。
 ヒートロッドがブルー目掛けて来るが、ブルーをかがませその姿勢からスラスター全開。
 ブルーはヒートロッドの下をかいくぐり、ロケットの様にグフへ接近した。
 そのままでビームサーベルを抜くと、勢いのままグフのコックピットに突き刺した。
 物資補給基地から白旗が上がるが、次の瞬間赤い旗に変わった。
 頭部バルカンを撃ったからだ。
 ここの連中には悪いがこの機体の事を、見られた以上全員死んでもらう。
 30分後始末完了、仲間に連絡を入れ制圧完了の報告を入れる。
 輸送トラックが無数に来て、物資を奪って行く。
 俺はブルーを搬送用トレーラーに乗せると、コックピットでくつろいだ。
 奪った物資・MSは、次の機体や装置を作るのに使うそうだ。
 俺には関係ない、次のミッションさえ決めてくれればいい。
 それから何十ものミッションをこなした。

 そしてある日のミッションは、ジオン攻撃では無かった。
 RX−79BD−3『ブルーディスティニー3号機』の稼働テストであった。
 俺はこいつを大いに気に入った。
 俺の限界操縦にかなり追従してくれるからだ。

 次は宇宙だそうだ、因縁のオデッサはレビル将軍が奪回をした。
 宇宙要塞ソロモンが次の目標らしい。
 それで宇宙に上がるのに、何とホワイトベースに回された。
 俺達はブライト艦長に乗船許可を貰い、ブルー3号機を積み込んだ。

 宇宙に上がった途端、赤い彗星のシャアの追撃にあった。
 前からムサイ3隻、後ろからシャアのザンジバル、この艦も俺と同じく呪われているらしい。
 ムサイ3隻を突破する作戦に、俺にも出撃要請が来た。

 リュウイチ「構いませんよ」

 俺は連携などしたことが無いので、他の機体を無視して突っ込んだ。

 カイ「何を危ないぞ」
 リュウイチ「・・・・・」

 リックドムを次々沈黙させる、当然コックピット狙いだ。
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