第二幕その六
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「楽しみにしていてね」
「わかりました」
「じゃあ楽しみにしています」
「恐竜達に会うことに」
「そうしていますね」
「今は」
「是非ね、ギリキンも色々ば場所があって」
そしてというのです。
「色々な生きものがいるからね」
「そうですよね」
「前に行った時もそうでしたし」
「ネイティブの人達もいて」
「他にもですよね」
「色々な国があったりしますね」
「ええ、それにギリキンはね」
この国についてさらにお話したトロットでした。
「オズマがいた国でしょ」
「オズマ姫が男の子だった時ですね」
「そう、あの時はね」
「ギリキンの国におられて」
「そうしてでしたね」
「この国にいて」
そしてというのです。
「ずっと暮らしていたのよ」
「そうでしたね」
「このことでも有名な国なのよ」
こうカルロスにお話をします。
「このギリキンはね」
「そうでしたね、それでオズマ姫が暮らしていたお家もですね」
「ええ、記念館としてね」
今はというのです。
「あるわよ」
「そうなんですね」
「そこも行ってみる?」
「はい、行かせてもらうなら」
是非にとです、カルロスが最初に答えました。
「お願いします」
「一回見てみたかったんですよ」
神宝はオズマの昔のお家についても目を輝かせて言いました。
「オズマ姫のお家ってどんなのだったか」
「本では読んでいますけれど」
ナターシャもその時のことは知ってはいますが。
「この目で見てはいないですから」
「読むより見た方がわかりますからね」
ジョージも凄く見たい感じです。
「是非拝見させて下さい」
「オズマ姫が男の子だった時のお家がまだ残っているのも凄いですし」
遥か昔のことなので、恵梨香も言うのでした。
「そちらも楽しみです」
「何しろオズの国の国家元首のお家だった場所だからね」
教授もこう五人にお話します。
「だからだよ」
「それで、ですね」
「保存してですね」
「記念館にしているんですね」
「今も残して」
「そうしているんですね」
「うん、ただ小さなお家だからね」
それでというのです。
「記念館といっても保存しているだけかな」
「そんな感じだよ」
モジャボロもこうお話します。
「あのお家は」
「ああ、そういえばあのお家小さいですね」
このことをです、カルロスも思い出しました。
「本で読む限り」
「そうだよね」
「はい、一軒家で」
「宮殿と比べるとね」
オズマが今住んでいるエメラルドの都のあの巨大で壮麗な宮殿と比べるとです。外の世界では滅多にない様な。
「比べものにならないよ」
「それで記念館といってもですね」
「ただ保存されている」
「そんな感じなんだ」
「うん、そこ
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