猫娘と入学編
NO.005 雄英試験
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今度こそ0ポイント仮想ヴィランは粉々に砕け散った。
『試験終了ーーーー!』
終了のアナウンスが流れ、これにて雄英試験は終わったのであった。
出久は帰り道に猫耳をぴょこぴょこと動かしながら喜びを表現していた。
「これならオールマイトにも認められるくらいの出来だったかな……?」
「あ、あの……ッ!」
そこで背後から出久が助けた女の子が走ってきて、
「その、さっきはうちのこと助けてくれてありがとう!」
「うん。ケガとかない?」
「うん。リカバリーガールって人に捻挫も治してもらったんよ」
「そっか。よかった」
「はわー……」
女の子は出久の表情に見惚れていた。同じ女の子だというのに。
「じゃなくって! 自己紹介しよう! うちの名前は麗日お茶子です!」
「わかった。僕は出久。緑谷出久っていうんだ」
「出久ちゃんか。もし、受かったら高校生活をよろしくね!」
「あはは。まだ気持ちが早いよ。受かってるか分からないのに」
「いんや、出久ちゃんは絶対受かっとるよ!」
「そう、かな……?」
「うん!」
それから二人は軽く会話をした後に握手をして別れた。
お互いに結果が楽しみだねと言って。
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