暁 〜小説投稿サイト〜
流星の歴史介入
流星 一瞬の輝き
[5/19]

[1] [9] 最後 最初
ーダーと認めてねぇよ」
 エレナ「何、自分が1番偉く無ければ嫌なの。小さい男だね」
 リュウジ「馬鹿は放っておけ。クリン、ダグラムの搬送トレーラーも仲間が持って来た」
 デスタン「貴様! 俺に向って」

 その時素早く動きガルが、デスタンの首にナイフを突きつけた。

 ガル「戦闘で名誉の戦死って事にしてやろうか。もう黙れ!」

 デスタンは青ざめた顔でへたり込んだ。
 
 ロッキー「クリン。折角用意してくれたんだ、使おうぜ」
 クリン「分かった」
 バックス「リュウジ。お前達の組織は、かなりの力を持っているんじゃないか?」
 リュウジ「悪いがサマリン博士一人守れないのに、組織の事を喋る訳が無いだろう」
 バックス「・・・・・・・」
 
 バックスは返す言葉が無いまま、カーディナルの組織再編の為帰って行った。
 その時既にダグラム討伐の為に、傭兵部隊ガルシア隊が近づいていた。
 それとは別にかつてクリンが世話になった、ダーク曹長の連邦軍部隊も接近してきていた。

 それからしばらくして近くの山岳に、拠点を置くゲリラ達とあった。
 彼らはバックスと共にカーディナルの、組織立て直しに行く所であった。
 そこにガルシア隊が襲ってきて、彼らは全滅してしまった。
 テキーラ・ガンナー4機と、戦闘ジープ数台が相手であった。
 クリンとレイはダグラムを起動させて、立ち向かって行った。
 
 ガルシア「2機だと! 情報と違う。まともに相手すると、損害が馬鹿にならん」
 オッペ「それではどうします?」
 ガルシア「そうだ。ダークの部隊を呼んでやれ」
 オッペ「成程。それで弱った所を、了解です」

 クリンは最後のテキーラ・ガンナーを撃破した。
 それを最後に急に攻撃が止んだ。

 ロッキー「一体どうなっている」
 ロイド「援軍が来るんだよ。周囲を注意しておけ」

 その言葉が終わった矢先に山向こうから輸送ヘリに運ばれて、3機のラウンドフェイサーが降りたった。
 クリンはラウンドフェイサーのシールドの部隊マークで、かつて世話になった事のあるダーク曹長である事が分かった。
 クリンには撃てなかった、知り合いを撃つ事が出来なかった。

 レイ「クリン。撃つんだ! お前はこれから先も、知り合いが敵になる。そう言う道に進んだんだ」
 クリン「撃てない。撃てないんだ!」
 レイ「見ろ。クリンお前が撃たなければ、お前を援護している仲間が死ぬ。それでいいのか」

 レイの言った通りダーク曹長のリニアガンは、ビリーとキャナリーに向けられていた。

 クリン「ダークさん!」

 ダグラムのアームリニアガンが、ダークのラウンドフェイサーを撃ち抜いた。
 ダークのラウンドフェイサーは爆発した。


[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ