流星 一瞬の輝き
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ーダーと認めてねぇよ」
エレナ「何、自分が1番偉く無ければ嫌なの。小さい男だね」
リュウジ「馬鹿は放っておけ。クリン、ダグラムの搬送トレーラーも仲間が持って来た」
デスタン「貴様! 俺に向って」
その時素早く動きガルが、デスタンの首にナイフを突きつけた。
ガル「戦闘で名誉の戦死って事にしてやろうか。もう黙れ!」
デスタンは青ざめた顔でへたり込んだ。
ロッキー「クリン。折角用意してくれたんだ、使おうぜ」
クリン「分かった」
バックス「リュウジ。お前達の組織は、かなりの力を持っているんじゃないか?」
リュウジ「悪いがサマリン博士一人守れないのに、組織の事を喋る訳が無いだろう」
バックス「・・・・・・・」
バックスは返す言葉が無いまま、カーディナルの組織再編の為帰って行った。
その時既にダグラム討伐の為に、傭兵部隊ガルシア隊が近づいていた。
それとは別にかつてクリンが世話になった、ダーク曹長の連邦軍部隊も接近してきていた。
それからしばらくして近くの山岳に、拠点を置くゲリラ達とあった。
彼らはバックスと共にカーディナルの、組織立て直しに行く所であった。
そこにガルシア隊が襲ってきて、彼らは全滅してしまった。
テキーラ・ガンナー4機と、戦闘ジープ数台が相手であった。
クリンとレイはダグラムを起動させて、立ち向かって行った。
ガルシア「2機だと! 情報と違う。まともに相手すると、損害が馬鹿にならん」
オッペ「それではどうします?」
ガルシア「そうだ。ダークの部隊を呼んでやれ」
オッペ「成程。それで弱った所を、了解です」
クリンは最後のテキーラ・ガンナーを撃破した。
それを最後に急に攻撃が止んだ。
ロッキー「一体どうなっている」
ロイド「援軍が来るんだよ。周囲を注意しておけ」
その言葉が終わった矢先に山向こうから輸送ヘリに運ばれて、3機のラウンドフェイサーが降りたった。
クリンはラウンドフェイサーのシールドの部隊マークで、かつて世話になった事のあるダーク曹長である事が分かった。
クリンには撃てなかった、知り合いを撃つ事が出来なかった。
レイ「クリン。撃つんだ! お前はこれから先も、知り合いが敵になる。そう言う道に進んだんだ」
クリン「撃てない。撃てないんだ!」
レイ「見ろ。クリンお前が撃たなければ、お前を援護している仲間が死ぬ。それでいいのか」
レイの言った通りダーク曹長のリニアガンは、ビリーとキャナリーに向けられていた。
クリン「ダークさん!」
ダグラムのアームリニアガンが、ダークのラウンドフェイサーを撃ち抜いた。
ダークのラウンドフェイサーは爆発した。
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