流星 一瞬の輝き
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室で正体を現した時の映像だった。
サマリン「この様な男と私は話もしたくない。地球側の方々お帰り願おう」
ラコック「・・・・・・・」
地球側の訪問団もラコックを見る目に冷たいものがあった。
当然これは地球にも放送されており、ラコックを代行弁務官に押した3州の代表が小さくなっていた。
地球側から即時ラコックの逮捕が言い渡され、彼は失脚した。
カーディナルの路地裏で、一人の男の射殺事件があった。
デスタンと言う元ゲリラで、大して話題にもならなかった。
遂に解放軍は北極ポートを視界に捉えた。
ここさえ押さえれば地球と対等になり、独立を確実な物に出来る。
解放軍の士気は最高潮に達した。
しかしここには地球連邦軍の第6軍が守備をしている。
しかも増援された様子が窺えた。
ザルツェフ少佐「まずい。時間を掛けると増援が次々とやって来る」
J・ロック「短期決戦しかあるまい」
???「戦力を補充してやろうか」
突然作戦会議に男の声が混じった。
リュウジ「要るのなら言ってみな。出してやるよ」
ザルツェフ少佐「リュウジ。お前は残った筈では」
リュウジ「何、クーデターを潰して来た。で暇でこちらに来た」
J・ロック「クーデターだと」
リュウジ「カルメルのアホが、ラコックに騙されただけだよ」
ザルツェフ少佐「それで博士は無事何だろうな」
リュウジ「無事だよ。ついでにラッコク、デスタン始末したから」
ザルツェフ少佐「よし。一気に畳みかける。リュウジどれだけ戦力を出せる」
リュウジ「幾らでも」
ザルツェフ少佐「コンバット・アーマー1000機。ブリザード・ガンナーを1000機」
リュウジ「最後だからおまけしてやるよ。寒冷地用コンバット・アーマー5000機、ブリザード・ガンナーを1000機、機械兵1万体」
ザルツェフ少佐「出せるのか。冗談で言ったんだが」
リュウジ「言っただろ、最後だって。出してやるよ」
リュウジは手を上げた。
リュウジ「出ろ」
すると北極ポートを囲んで、部隊が突然現れた。
ザルツェフ少佐「リュウジお前達は何者だ?」
リュウジ「俺達はただ太陽の牙に見せたかったのさ。あった筈の未来を」
J・ロック「あった筈の未来」
リュウジ「俺達は歴史を変えたのさ。本来カルメルのクーデターは成功した。そして人民解放政府は意味の無い形だけの物となり、太陽の牙は最後まで抵抗する」
ガル「だがサマリンの説得に応じ抵抗は止めた」
レイ「ただしダグラムと、自分達の牙は渡さないと炎に沈めた」
リアナ「それが本来の歴史」
ロイド「だから気に入らないんで、歴史に介入させてもらった」
エレナ「ただし介入はこ
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