番外編068話 if ゲート編 04話
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類の脅威がいる訳でもないのだから、例外を認める必要もない。
帝国という敵国はあれど、ぶっちゃけ帝国は日本が本気になればすぐに殲滅出来る程度の戦力しかもってないし。
それを出来るのにやらないというのは、日本の都合だろう。
である以上、マブラヴ世界のようにてこ入れをする必要はない。
「兵器以外の物は輸入とか輸出も出来るぞ。……そうだな、お前達にとって興味深いのは……次に行く場所だな」
そう言い、実働班の模擬戦を見終わると、次の場所に向かう事にする。
さて、次は一体どれだけ驚いて貰えるかな?
そんな悪戯心を抱きながら。
「……ここは、牧場、ですか?」
黒川の言葉に意外そうな響きがある。
まぁ、これまでは俺とムラタの模擬戦、PTの模擬戦といった風に、こっちの強さを見せつけるような……それこそ、砲艦外交と呼ぶのに相応しい光景だけを見せたのだから、疑問に思っても当然だろう。
「ああ、ここは紛れもない牧場だ。ほら、向こうを見てみろ」
日本の面々に、牛や馬、羊、山羊、ダチョウ……といったように、様々な動物がいる平和的な光景を見せる。
元はオーブから色々と動物を入手していたのだが、今では様々な世界から動物を入手する事が可能になっており、また量産型Wの方でも牧畜の知識が蓄積しており、問題なく牧場を経営出来るようになっている。
「えっと、ですけど……私達にとって興味深いもの、ですよね?」
疑問を口にする黒川に、俺は上に……上空に視線を向ける。
そこでは、ワイバーンが悠々と空を飛んでいる光景があった。
「……あれ、何です?」
「ワイバーンだ」
『ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?』
あっさりとそう告げた俺の言葉に、黒川……いや、他の面々も驚愕の声を上げるのだった。
いや、帝国軍と戦ったんなら、ワイバーンに乗った竜騎士とかいたんじゃないのか?
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