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ロボスの娘で行ってみよう!
第2話 士官学校の日々
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いんですよ」
「変わったモノだな、普通反動のない方が撃ちやすいんだがね」

「まあ相性ですね」
「リーファは射撃がうまいからね。私なんかと段違いだ」
「ヤン先輩は射撃は駄目でもシミュレーションでワイドボーン先輩を破ったじゃないですか」

「まあね」
「それは素晴らしいですよ、私は先輩の戦術を参考にしているんですから」
「それでもリーファ独特の戦法も有るじゃないか」

「ええ。古今東西の戦史を読んで、研究してますから」
「流石、校庭の沈黙クィーンですね」
「なんだいそりゃ?」

「校庭の片隅で本読んで集中しているから付いた渾名なんです」
「はは、そりゃいい」
「キャゼルヌ先輩酷いですよ」

「リーファ戦史を読んでいるのかい」
「ええヤン先輩」
「今度良かったら、本を貸してくれないかい」
「ええ喜んで」
「ありがとう」

昼休みが終わるベルが鳴り始めた。
「おっと時間だぞ、学生は早く授業に戻れ」
「はいー」
「了解です」
「はっ」
「キャゼルヌ先輩宜しくです」

「やれやれ、騒がしい連中だ、俺も仕事を始めるか」

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