第2話 士官学校の日々
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
いんですよ」
「変わったモノだな、普通反動のない方が撃ちやすいんだがね」
「まあ相性ですね」
「リーファは射撃がうまいからね。私なんかと段違いだ」
「ヤン先輩は射撃は駄目でもシミュレーションでワイドボーン先輩を破ったじゃないですか」
「まあね」
「それは素晴らしいですよ、私は先輩の戦術を参考にしているんですから」
「それでもリーファ独特の戦法も有るじゃないか」
「ええ。古今東西の戦史を読んで、研究してますから」
「流石、校庭の沈黙クィーンですね」
「なんだいそりゃ?」
「校庭の片隅で本読んで集中しているから付いた渾名なんです」
「はは、そりゃいい」
「キャゼルヌ先輩酷いですよ」
「リーファ戦史を読んでいるのかい」
「ええヤン先輩」
「今度良かったら、本を貸してくれないかい」
「ええ喜んで」
「ありがとう」
昼休みが終わるベルが鳴り始めた。
「おっと時間だぞ、学生は早く授業に戻れ」
「はいー」
「了解です」
「はっ」
「キャゼルヌ先輩宜しくです」
「やれやれ、騒がしい連中だ、俺も仕事を始めるか」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ