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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第14話。士郎と変人の一日。
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呻き始める。

17時30分、士郎、20mシャトルランを開始。
晋吾、結局設計に納得がいかず、授業中に書いた設計図を破棄。気分が乗らないため下校。

18時、士郎、100m10本ダッシュ開始。終了後、練習終了。晋吾、帰宅。

18時40分、士郎、終礼終了後、下校。19時、商店街マウント深山で買い物を開始。おばちゃん、おじちゃん達からいろんな物を貰って帰る。

19時30分、士郎、帰宅。着替えた後、調理準備。切嗣が急かし始める。大河訪問。二人で騒ぎ始める。

20時、切嗣と大河がうろうろし始める。晋吾にじっとしてろと怒られる。舞弥とイリヤはどっちが大人であるか考え込んでしまう。

20時20分、6人で夕食。晋吾が「親父、今日は何時に起きたん?」と質問し、「・・・・12時」と答える切嗣

完全にダメ人間である。

21時、大河は帰宅、士郎は宿題開始。舞弥、大河はテレビ観賞。イリヤ、切嗣、晋吾はゲームをし始める。

21時30分、風呂の時間。レディファーストの衛宮家は、舞弥、イリヤandキリツグ、士郎、晋吾の順番である。

22時、イリヤはキリツグ共に就寝。士郎と舞弥は土蔵にて魔術の練習を開始。晋吾は部屋で研究開始。





「よし、強化してみろ。」

「――――同調トレース、開始オン」

「――――構成材質、解明」
「――――構成材質、補強」

「――――全工程トレース、完了オフ」

丸めた新聞紙を強化する士郎。

「どうだい舞弥姉ちゃん!」
「うん。だいぶ良くなってきたな。失敗することも減ってきた。」
「へへっ」
「しかし、実践で使うとなればもっと早くなければならないからな。」
「そうだな。精進あるのみだっ。」
「フッ、そのいきだ。」

数年間強化の魔術を訓練してきたけど、ようやく形になった。舞弥姉ちゃんにつきっきりで教えて貰ってたからだな。

「ありがと。舞弥姉ちゃん。」
「いきなりどうした。」
「いや。俺がここまでできるようになったのも、舞弥姉ちゃんのおかげだから。お礼を言いたくって」
「そんなのはいい。私としては始めての弟子だからな。楽しくやらせてもらっているよ。」

でも、舞弥姉ちゃんに教えてもらってなかったら、俺は全然できなかったような気がする。

「まぁ、私が教えられるのは強化のみだ。あとはイリヤに聞いてくれ。」
「うーん。姉ちゃんもよくわからないって言われちゃったけど・・・・」
「仕方ない。それだけのものなんだよ。」

そういって立ち去る姉ちゃん。フゥ、どれ、最後にいっちょやってみるか。

「――――投影トレース、開始オン」
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