猫娘と入学編
NO.003 修行と日常生活の苦難(前篇)
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に猫の特性なのか物音に敏感になって暗闇の中も夜目が働いてそつなく移動することが出来ました。
それに驚く事に……」
「驚く事に?」
出久は一回オールマイトから目を外して、ちょうど近くにいた野生の猫を手招きして、なんとニャンニャンと猫の様な声を出していた。
すると猫の方も出久の言葉に反応してか同じように声を出している。
しばらくして、
「という感じで猫の言葉が分かるようになりました」
「そ、そうか……ちなみにさっきの猫はなんて?」
「『オールマイトの秘密をゲット、ヒャッハー!』とか叫んでいました」
「待ちなさい!」
オールマイトは焦った。
動物とはいえ自身の秘密を知られるのは看過できないからだ。
「あ、大丈夫です。ちゃんとバレない様にとキツく言及しておきましたから」
「それなら、まぁ……安心なのかな? だがたった一日でそれだけ把握できているとはやるな元少年」
「まぁ、今までのヒーローノートとかで動物種とかのデータの下積みとかもありましたからなんとか……」
あははー……と何事もないように笑う出久を見て、内心オールマイトは戦慄していた。
結構強力な個性じゃないか、と。
これにワン・フォー・オールが加わったらどう化けるか見物である。
とにかくその日から出久とオールマイトによる修行(ゴミ片付けによる肉体作り)が始まったのであった。
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