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グリッターの冒険小説
エメラルドのペンダント
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[9] 最初
をグリッターの首にかけた。「それはね、グリッター。私の母親が、病弱な私を心配して、お守りとして作ってくれたのさ。」「そんな大切なものを...」「そのペンダントについたエメラルドの玉は、1度目は危険な時、2度目はお前が母親と会えた時に、切ってみな。」「嫌、わたしっ...」泣きながらすがりついてくるグリッターに笑いかけ、婆さまは弱々しく言った。「外の世界すらまともに見たことなかった私を、連れ出しておくれ、グリッター。神様、私の命の代わりに、どうかこの子をお守りください...」
それ以上動かなくなった婆さまの体を側に、グリッターは一晩中泣き続けた...

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