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ゲート自衛隊 超化学提督物語
各国は大混乱です!
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ね補佐官?」

「銀河連邦はその名の通りに銀河系という広大な宇宙が勢力圏に収めている星間国家です。そんな広大な銀河系という勢力圏を収めている国家からすれば、我々アメリカ合衆国は銀河系に数多く存在する辺境惑星の一地方の扱いと思われます」

「つまり銀河連邦からすればアメリカは大した価値もない弱小国という扱いという事かね」

「認めたくないですが、そのような認識だと思われます」

「不愉快だ!実に不愉快だ!本当に我々は銀河連邦に対抗できないのか!!」

「無茶を言わないでください閣下!国防省では銀河連邦の宇宙駆逐艦数隻を派遣された場合、地球全土を灰燼にすることも不可能ではないという情報が入っているのですよ!」

「ぐ……おのれ!!」

「悔しい気持ちは私にもあります。ですがまだ外交戦は始まったばかりです。そのうち銀河連邦もわが国や各国の要求を受け入れるでしょう」

「何としても各国より先に銀河連邦の技術力を手に入れろ!」

世界最強の国というプライドをズタズタにされて怒るディレル。しかし銀河連邦というアメリカですら対処が不可能な勢力との接触は、アメリカにとって初めての経験となる。日本は直ぐに銀河連邦に対処不能と判断して直ぐに腰を下ろした外交を開始する。他の国も日本にならない同じように弱腰外交で銀河連邦との交渉に臨もうとした。しかし、列強国であるアメリカ合衆国を筆頭に、ロシア、中国といった地球において多大な影響力がある国はなかかな外交戦略のシフトがスムーズに進まなかった。これは、長いこと列強としての意地や、そしてこのような規格外な勢力にどのような対処していいか初めての経験であったからだ。

これが後の悲劇につながる事は、この時点では誰も知らない。



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