第二十四話
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た。報告はするように厳命されていたからな」
「そうか、それで休日が増えたのだな」
「そうだろうが、卿も私の事を報告したか?」
オーベルシュタインは週に一度の休日が固定されている現状で・・・・
「してないぞ? まさか卿も付き合っている女性が?」
パウルは誰がロルフに言ったのか!
「どうやら卿ではないようだが・・・・・
誰が報告したのか? 未だ付き合ってはいないが」
「そうなのか・・・で!
毎日逢っているのか?」
「週に一回だが」
「それは何なんだ!少ないぞ卿は女性の気持ちを考えれば分かるだろう。三回くらいに増やしてもいいだろう」
「そうなのか?」
パウルは理解できなく聞き返したが
「自分も女性の気持ちに疎いがな、それでも軽く夕食でも誘えばよかろう」
暫し考えて
「しかし・・・・いいのか?」
「何がだ?」
何を悩んでいる?
「彼女の時間を無駄にするのでは?」
俺は呆れてしまった。
「恋してるなら関係無いぞ、女性は卿に時間を作って欲しいと思っている。
・・・・・と、思うぞ」
パウル考え、出た言葉は
「413年物の一品が有るが飲むか?」
「それは飲んだ事も聞いた事もないが、いただけるか」
「無論だ、是非に指南して欲しいところだ」
「し、指南など無理だぞ。」
「そうか、なら基本を」
「基本とかは無い・・・と思うぞ」
「そうなのか?」
パウルは真剣に悩み、そして食い入るようにリューネブルクを見つめてた。
リューネブルクは自分が地雷を踏んだのかと思い悩んでいた。
その日は二人で無言のまま三時間飲み続け!二人は記憶がないまま翌日の朝を迎えた。
その日は朝から執事の気の効いた軽い食事が待っていた。
プラネート
ロルフ自室、高速通信室
「それで、駄目駄目なのか?」
「駄目が×50ですな」
「おいおい、それって拙いだろうが何とかしてよ」
「無理ですな、今のままではかなり強硬策を行う事になりますぞ」
「自然には無理?」
「絶対に無理です。昨夜から我ら執事がこの難題に知恵を出し合い喧嘩もしましたし!殴り合いは流石にしませんが・・・・」
「そこまでか・・・・・・」
「・・・・・・」
「任せる、自然に近い形で結婚までたのむ」
「期待はしないで下さい、あの朴念人は・・・・・殴りたいです」
と!高速通信一方的に切られてしまった。
其処までに難しいのか・・・・・
強制的に高速通信を切ったというのは初めての体験だな・・・
「総司令官、お客が来てます」
「誰がきたんだラインハルト」
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