EATING 15
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とハルが呼ぶとマスターが来た。
「決まったのかい?」
「マスター、モーニングセットをフレンチトーストで三つお願い」
「モーニングセット、フレンチトースト三つだね」
「そう」
「十分くらいでできるよ」
と言ってマスターは厨房に入って行った。
数分後、マスターが持ってきたのは甘い香りがする黄色いトーストだった。
恐らく卵でコーティングして焼いたのだろう…
「どう?私のオススメ」
「これ…どうやって食うの?」
熱くて持てそうない。
「フレンチトースト食べた事無いの?」
「うん…夜架は?」
「母が何度か作ってくれました」
ふーん。
「ナイフとフォークで食べるのよ」
ナイフとフォーク?
フォークは…解るけど…ナイフってどう使うんだ?
「使い方知らないんだけど?」
「そこからなのね…」
「私は使えますわ」
ハルと夜架に使い方を教えて貰った。
フレンチトーストを切って一口食べる。
「美味しい…」
「それは結構、夜架ちゃんは?」
「はい、美味しいですわ」
うん…美味しいな
「はぐはぐ……んぐ?」
食ってたらハルと夜架がジーっとこちらを見ていた。
「どうしたんだ?」
「べっつにぃ〜」
「ええ、何でも有りませんわ」
?
「はぐはぐ……」
「………」
「………」
「いや、だから何だよ?」
「なんでもないよ。さ、夜架ちゃん私達も食べようか」
「はい」
本当何なんだ?ま、フレンチトースト美味しいからいいや。
「はぐはぐ……」
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