番外編066話 if ゲート編 02話
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し、一応いつでも使ってもいいように量産型Wやバッタとかに掃除をさせているらしい。
特に今日は日本からホワイトスターに人がやってくるってことで、マリューや千鶴が結構張り切っていたしな。
周囲の様子を興味深そうに見ている間にもエアバスは進み続け、やがて人のいる居住区画へと入る。
そうなれば、当然のように商売をしている者達もおり……
「ってえええええええええええええええええっ! ちょっ、た、隊長! 隊長! ほら、あれあれ! エルフですよ、エルフ!」
「本当か倉田!? うわ、マジでエルフがいる……」
倉田と呼ばれた男の言葉に、伊丹が窓に張り付く。
まぁ、何だかんだとエルフはホワイトスターの中で住んでいる種族という点で考えれば一番多い。
基本的に交流区画で商売をしている者達は、全員が各世界から毎日のようにホワイトスターに通ってきているという形だ。
純粋にホワイトスターに住んでいるのは、結局のところシャドウミラ−のメンバーしかいない。
そうである以上、エルフの人数が一番多いのは当然の事だった。
「見ろ、倉田! あそこではエルフじゃない普通の人間が魔法を使ってるぞ!」
「た、隊長! 魔法云々以前に、空を飛んでる? もしくは走ってる人がいます! しかも。追いかけてるのも人間じゃなさそうです!」
久しぶりに魔法球から出て来たのか、技術班の面々が虚空瞬動を使って逃げているのを、茶々丸が追いかけているのを見ながら、叫んでいる者以外の連中も驚愕するのだった。
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