B・W編
アラバスタ王国
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わる相手の頬に触れておくこと……」
そしてマネマネの実の能力を説明する傍ら当人であるオカマは呆然としているルフィ達の頬を順に触れていく。
アキトは自身に迫り来るオカマの手を躱すことで難を逃れる。
自分と全く同じ顏を見るなど真っ平ごめんである。
アキトの隣にいたナミもアキトに腕を引っ張られる形で後方へと下がり、何とかオカマの魔の手から避難することに成功していた。
体格もそのまま変幻自在にマネることが出来るということは女性の身体にも変身することができるということだ。
もしナミの姿で何か良からぬことでもするつもりならば自分はこのオカマを即刻壁の染みにする腹積もりである。
物理的にお前を壁の装飾の一つに加えてやろう。
「一度でも相手の頬に触れておけばそれ以降も……」
ウソップ、ゾロ、チョッパーと瞬く間に他人の顏へと変化させ……
「誰のマネでも完全に成り代わることがで〜きるってわけよう!」
自身の頬に触れ、これまで記憶した多種多様な顏へと即変わりしていく。
「過去に触れた顏は決して忘れな〜い」
ルフィ達はオカマの繰り広げるショーに心奪われる。
ゾロとナミ、アキトの3人は嘆息するしかない。
ビビは困惑の声を上げている。
「「「「ジョーダンじゃなーいわよーう!ジョーダンじゃなーいわよーう!」」」」
終いには互いに仲良さげに肩を組むルフィ、ウソップ、チョッパー、オカマの3人と1匹
終いにはオカマ口調で喋りながら、踊りに踊り始めた。
「やってろ……」
ナミは最早頭が痛いとばかりに呆れた表情を浮かべる。
ほんとそれ
アキトもナミと同じく呆れた様子でため息をつくしかなかった。
その後オカマ男の仲間達と無事合流し、驚愕の真実を告げメリー号を去っていった。
あのオカマこそがB・Wのオフィサーエージェント、Mr.2・ボン・クレーであったのだ。
ビビ曰くMr.1とMr.2のペアには遭遇したことは無かったらしい。
Mr.2の特徴は大柄のオカマにしてオカマ口調
愛用するは白鳥のコート
そのコートの背中に大きく記されるはオカマ道
これらがビビが知り得るMr.2の特徴であるらしい。
「「「まんまじゃねーか」」」
ルフィ、ウソップ、ゾロからのビビに対するへ総ツッコミが炸裂する。
ビビは先程Mr.2が見せた老若男女の他人の顏の中に自分の父であるアラバスタ王国の国王、コブラの顏もあったことに冷や汗を流す。
奴がB・Wの一員であるならばこれは由々しき事態だ。
B・Wの最終目標がアラバスタ王国の乗っ取りである
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