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武装神姫 〜心と心の最前線(Front Line)〜
第一章 『ユウナ』
第3話 発見
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前で謝っていた。一体どうしたのか尋ねると1人の子がボールを避けてしまいそのままこちらの方に飛んできたというのだ。記憶になかったが自分の後ろの茂みに事実、ボールが挟まっていた。なるほど彼らが遊んでいた場所から推測すると確かにこちらに飛んできたようだ。大丈夫だということを伝えて子供たちを遊びに戻してやった。
「それにしても、危なかったよな。 ギリギリで当たらなくてよかったよ。」
「そうだね。 怒られるかと思っちゃった。」
「あれ? あの人が避けていたんじゃないの?」
「そうかな? ぼぉーっとしているだけのように見えたけど・・・。」
彼らのやり取りが耳に届いた。すると今度は、
「もぉ!だからマスター!聞いてくださいよ!!」
結奈は何故かご立腹だ。子供たちへの対応がまずかったのだろうか・・・。ふと先ほどのバトルでついてしまった結奈の傷が目に付く。申し訳ない気持ちになり結奈をそっと抱き寄せた。
「kv%jw#んt※rh!? ちょ、ちょっとマスター/// 外ですよ/// 皆さんから見られてしまいます///」
私はそのまま結奈を手に乗せ歩きながら帰宅した。せめて早くメンテナンスしてあげよう。そういえば先ほどの要件はなんだったのだろうか。結奈に聞いてみると、
「もぉ/// マスターがあんなにいきなり大胆になるなんて思っても見ませんでした///
・・・って、やっぱり聞いてなかったじゃないですか! ですから、今後の戦い方についてですよ!」
彼女の説教はまだ終わっていなかった。さっきまで全く聞いていなかった自分に反省する。
一方その頃・・・
「なぁ、あいちゃん。今日、手加減せんかったはずやんなぁ。」
「そ、そうですね。『手加減したら本気で戦いよる相手に失礼や!』って、マスターが普段から言っていますから。 それがどうしたんですか?」
「いやぁなぁ、(今日もワシらのコンビネーションは決まっとったはずや・・・。だが、なんや。ほとんど手応えがないようにも感じるのもあった。 あいつはほとんど動かれへんかったし、翻弄できとったはずや。 結果今日も勝っとる。 少しずつ成長しとるにしては何か違和感するわ・・・。)うぅーん・・・。」
「マスター?」
「あぁ! すまん! そうや! あいちゃん、ちょっとえすえぬぴいからバトル履歴出してもらえるか?」
「マ、マスター・・・。ですから声が大きいですよぅ・・・。うぅ・・・。はい、どうぞ。バトル履歴です。」
「ありがとうな!(フムフム・・・。 これは!? そうか・・・。早く気づいたらいいなぁ・・・。)」
「マスター、なぜだか楽しそう(?)ですね。」
「おぉ! ワシなんてまだまだ・・・。
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