第三章
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まで以上に米を安定して食える様になってな」
「米から造られる酒もより飲める様になった」
「菓子だってな」
おはぎを食べつつだ、彼等は話していた。餅米を丸く固めてそのうえから餡子で包んだ菓子である。
「こうしてな」
「作られてな」
「そして食べられるな」
「米のことに心を砕いておられて」
「そのお陰でな」
「それだけじゃないだろ」
こう言うのだった、江戸のある者がだ。
「最近砂糖菓子も出て来たな」
「ああ、和三盆な」
「白砂糖も出て来たな」
「昔はわし等は高くてとても食えなかったが」
「それも楽しめる様になったな」
「今じゃな」
「それに薩摩芋もだろ」
この芋の話も出た。
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