第18話 昇進配属
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らが辞令を読み上げる。
「リーファ・ロボス少尉を統合作戦本部作戦課兼宇宙艦隊総司令部作戦課に配属する」
リーファ自身、聞き間違えかと思ったが、両方が取り合った結果、兼任と言う形に取りあえずは決まったのである。仕方が無いから返事をしておく。
「はっ」
「兼任は大変であろうが、貴官の見識を自由惑星同盟に役立てて貰いたい」
「はっ」
続いて昇進が発表された、統合作戦本部長が昇進を司るのは異常であり、通常は国防委員会人事局長が辞令を渡すのであるが、あくまでもリーファを隠し、ヤン達を持ち上げる行為を行うつもりなのである。
「ロボス少尉を宇宙暦788年7月15日、中尉に任ずる。又今回は見送りであるが、明年1月を持って大尉に任じ、又自由戦士勲章も授与される」
「謹んでお受け致します」
お歴々方は頷いて、満足そうであるが、リーファは自身は面倒くせーし誰だ此奴等と原作に出てこないモブキャラの名前を覚えるのが面倒だと考えていた。
同じ頃、シトレ、ヤン、ラップは負傷入院中のリンチを除いて記者会見をさせられ、色々な質問にされされながら、返答に四苦八苦していたのである。シトレはそつなく返答できていたが、2人は大変な苦労であった。シトレはシャンプールで言った言葉を再度強調して話し、国民全体に人気を得るのであった。
さらに案の定、国防委員会の面々と握手や肩を組まれるなどされてほとほと嫌になるのであった。
その後の人事で、シトレは大将に、リンチは中将にしたのは国民受けと負傷した事と参謀長に全ての責任をを負わせることに上層部が決めたため。ヤンとラップは少佐に時間をおいて原作と同じに方式で昇進した。また、シトレ宣言により、参加した全員が一階級ずつ昇進し自由戦士勲章を授与された。
ウランフ、ボロディン、ムーアが少将にアラルコンも大佐に昇進したがそれぞれの道はその後変わっていく。ウランフ、ボロディンは正規艦隊の分艦隊司令や参謀長に就任したが、ムーアはリンチ少将に代わりエル・ファシル方面の警備艦隊司令に異動し、アラルコンも警備隊参謀長に異動したのである。これはその方面に詳しくなったからと言うシトレの考えた厄介払い方法であった。
クリスチアン大尉は殴打事件でシトレだけではなく上層部の不興を買った為に、
傷害罪で告発され軍籍剥奪の上で懲役7年を受けて軍刑務所に服役することになった。
最終的に各人の人事は次のようになった。
シトレ大将は宇宙艦隊副司令官兼第8艦隊司令官。
リンチ中将は負傷の為、軍事参議官。
ヤン少佐は宇宙艦隊総司令部作戦課であるがマスコミ対策中。
その後ブルース・アッシュビーを調べ始める。
ラップ少佐は持病が悪化した為に入院加療で待命。
リーファは、統合作戦本部作戦課兼宇宙艦隊総司令部作戦
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