第五十話 -揺れる警視庁 1200万人の人質-
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
うだ。爆破予告日時は日曜日の15時で、それ以前に爆発しないように当日の正午にその仕掛けが動くようにしたんだろうとのこと。まあ確かにあの倉庫は生徒が頻繁に使っているし、現に園子ちゃんがテニスのネットを出す時に邪魔だったと言っていた。ドラム缶にぶつかった生徒も数多くいたことだろう。
まあそれらの装置がONになったことでSP透影の警戒網に引っかかったんだけどね。紅葉に被害が及ぶ可能性が生まれたことで気づいたと。正直、まさか帝丹高校に仕掛けられているとは俺も思っていなかったししっかり役目を果たしてくれた。この電話が終わったら美味いものをご馳走してあげよう。
「まあ、今度事の顛末はしっかり聞かせてもらうよ」
『ああ。事件は土曜日から始まってたし、電話口で話すにはちっと長くなりそうだからな』
「へえ。じゃあまた今度博士の家か、たまには俺の家に遊びにきなよ」
『そりゃあ楽しみだ。じゃあまたな、龍斗』
「それじゃあね」
さあ、ご褒美の料理を作りますか!
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ