暁 〜小説投稿サイト〜
名探偵と料理人
第四十九話 -悪意と聖者の行進、他-
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さかせっかくのおめでたいパレードに水を差すような輩が、しかも爆弾を使用する奴が出るとか思わんよ……

とりあえず、爆破地点にあった残り香から爆弾を仕掛けた奴らの動きは分かったから新ちゃんに言って俺だけ別行動して彼らを尾行しアジトを突き止めた。

その後、新ちゃんに連絡を入れると向こうでも動きがあったらしく通報は少し遅らせてからしてほしいとのことだったので、指定された時間に匿名の電話という事で奴らの住所を電話して俺のこの事件との関わりは終わった。しかし、新ちゃんもまあよく郵便局強盗なんてものに気付いたもんだよ。俺がすぐに匿名電話をしていたら強盗役が逃げていたかもしれないし、新ちゃんに電話したのはファインプレーだったな。そして…

 

「「「ごっはん、ごっはん。美味しいご飯!!!」」」

 

匿名で電話する以上、俺は途中で(博士と小さくなった組には話したとはいえ)抜け出してしまったわけで。一日面倒を見ると言う約束を破ってしまったので彼らに博士の家で夕飯を作ることにした…っと。

 

「よし、これで全部出来た。さあみんな手を洗ったかな?」

「「「はーい!」」」

「ええ」

「「もちろん(じゃよ)」」

 

それじゃあ……

 

「「「「「「「いっただきまーす!!!!!!!」」」」」」」

 
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