第四十八話 -隠して急いで省略、西の名探偵vs.英語教師-
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れる生の情報を。これ以上インターネットカフェで海外のサイトを小学生が覗くのは不自然すぎるからな」
「まあええが、そんな|情報もの集めて一体どうするんじゃ?」
「いつか何かの役に立つかもしれねえだろ?」
「いてるんやろ?」
「え?」
「お前の周りに怪しい外国人の女が…」
「ば、ばーろ。そんなん居るわけねえだろ?なあ龍斗?」
あ、その相槌を求める相手は俺じゃないのが正解の選択肢だぞ新ちゃん。
「それってまさか、ジョディ先生の事じゃないじゃろうな?」「ゲッ」
ほら、博士が言っちゃうもの。そしてそんなことを聞いたら平ちゃんなら。
「何者や?そいつ」
「龍斗君達が通う、帝丹高校の新任の英語教師じゃよ」
「バーロ!こいつにんな事吹き込んだら…」
「?」
「よっしゃ!!試しに今からそのセンセのとこ行ってみよか?」
こういうに決まっている。流石に付き合いの浅い博士は分からないかったか。新ちゃんは分かっていたからこそ誤魔化そうとしたんだろうな。
「ここには龍斗もおるし、住所も簡単にわかるやろ?それに龍斗も一緒に行けば問題なしや!!」
「あー。いや、俺はパスで」
「え?なんでや??」
「なんか最近、ジョディ先生の態度が俺だけに冷たくてね」
○×△事件から数日たってから、彼女の視線から疑念が取れて敵意と殺意…そして悲観が混じるようになった。何かを彼女は確信しているようなのだが、俺にはさっぱりなんのことなのやらだ。
「俺が一緒に行っても上手くいかないと思うから」
「そうなんか?」
「……(龍斗?)」
「ほな、俺と工藤とで行ってくるわ。上手くいけばなんとかっちゅう薬も手に入るかもしれへんしな」
「オメーゆるすぎ。奴らはそんなにあめえ相手じゃねえぞ?」
「ほう?ほな、コナン君はおとなしゅうおうちでお留守番でもしときまっか?」
「…ったく。しゃあねえな…わりいが、龍斗」
「はいはい、住所ね。今調べるよ……2人とも気を付けてね」
「「ああ!」」
――
服部平次…面白いボウヤ。大阪府警本部長服部平蔵の息子で工藤新一と同じ…探偵。そしてあの緋勇龍斗の幼馴染み。貴方は一体どれだけの人を欺いているのかしら?
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