暁 〜小説投稿サイト〜
名探偵と料理人
第四十八話 -隠して急いで省略、西の名探偵vs.英語教師-
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んですけど」

「んんー。ずいぶんとFantasticなカップルですねー!…そう言えば毛利サン!xの意味わかりましたかー?」

「いえ、全然…」

「じゃあ、新一君メールして聞いてみようよ。内容は、そうね…「答えが分かったら私の大切なxをあげる!」って言うのはどう?」

「おいおい、園子ちゃん…」

「Oh!それはグッドアイディアねー!」

「ウチも新一君の反応見てみたいなー。ぐっどあいでぃあやで、園子ちゃん!」

 

ありゃ。女性陣がノリノリになっちゃったな。これは俺がどうこう言ってもメールに「xxx」がつくな…あれ?新ちゃんへのメールなら別にいいんじゃないか?

 

「そ、それよりジョディ先生のマンションってこっちと逆方向なんじゃ?」

「ちょっと三人に聴きたいことがあるんでーす!付き合ってくれますかー?」

 

 

――

 

 

そう言われて連れて行かれたのはとあるデパートに入っている喫茶店だった。ジョディ先生が聞きたいこととは最近帝丹高校の学生がバスや電車で痴漢の被害が広がっているという事で、三人もそう言う被害にあっていないかという事だった。

紅葉は俺と歩いて帰るし、二人も遭ったことはないという。まあ蘭ちゃんは空手で、紅葉は護衛のペットが被害を受ける前に痴漢を排除するだろうから問題はないだろう。園子ちゃんは、園子ちゃんは…黙って痴漢されるタマじゃないし…ね?

 

「でも気を付けてくださーい。もしかしたらその相手は家の近くまでしつこく付きまとって、息をひそめて隙をうかがう恐ーい悪魔のようなストーカーかもしれませんか―らーねー?」

「帝丹高校の近くでそんな男がうろついていたら警備員につまみ出されますよ」

「せやせや。帝丹高校は私立ですし、ウチらが通ういうことでセキュリティも強化されてますよ?…そもそもウチには龍斗がいますし」

「私の家の周りでもそんな人見かけませんし…ねえコナン君?」

「あ、うん…」

「じゃあ、近くで怪しい人を見かけたらすぐに私に電話くださいねー」

「え?ジョディ先生にですか?…先生も女性ですし危ないんじゃないですか?(まあFBIの捜査官だし危ないことは無いんだろうけど)」

「Mr緋勇は紳士ですねー。でもだいじょーぶでーす!先生がアメリカ流のお仕置きをその性犯罪者にお見舞いしてあげマース!」

 

……女子高生組はのほほんとしているが、新ちゃんは気付いているよね?一生徒にそんな話をしているのはおかしいって。

 

 

――

 

 

その後は変な男性の変な会話が聞こえてきて、突然デパートが停電し電気が復旧したと同時に悲鳴がデパートに響き渡った。どうやら喫茶店
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