11話
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後
七色ヶ丘町上空、そこにはジョーカーと三幹部の4人が集まっていた。
「さて、三幹部の皆さん。始めましょう」
「ああ。さっさと始めようぜ」
「今日こそプリキュアを倒すオニ!」
「やるだわさ!」
「「「「世界よ!最悪の結末バッドエンドに染まれ!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!」」」」
不思議図書館内
「!?何処かでバッドエンド空間が発生したでござる!」
「「「「えっ!?」」」」
「そんなことが分かるのか?」
「早く行かないと!」
みゆきの言葉に全員が頷き、本棚の扉を使いバッドエンド空間内の本棚にワープした…その際、後ろから「あっ!ペンギンさん!」と言ったみゆきの声が聞こえた気がした。
「着いた!」
悟飯達が着いたバッドエンド空間には、バッドエナジーを吸われた人々とアカンベー4体、三幹部とジョーカーが居た。
「アカンベーが四体も!」
「見たことない奴もおるで!」
「とにかく変身しましょう!」
「うん!」
4人はスマイルパクトを使い、変身しようとするが……
「……あれ?みゆきは?」
「「「「えっ?」」」」
周りを見渡してみるが、一緒にワープして来たみゆきの姿は無かった。
「大変クル!みゆきが南極行ったクル!」
「「「「えぇぇええ〜!?」」」」
「どうしてそんな所に!?」
「扉を潜る時に南極を想像したせいでござる!」
本棚の扉を潜る際は、行き先を想像しなければならない。
みゆき以外の5人は「バッドエンド空間に行く」という事を想像したことで移動できたが、みゆきは潜る際にペンギンの本を見た時に南極を想像した為、南極に飛ばされてしまったのだ。
…ちなみに、本棚の扉を使って元の世界の戻れるか悟飯は試してみたが、結果は失敗だった。
同じ地球とはいえ、異世界は範囲外だったようだ。
「とにかく拙者はみゆき殿を連れてくるでござる!それまでは、5人で頑張るでござる!」
そう言ってポップはワープしていった。
「…ふむ、どうやらプリキュアが1人いないようですね」
「…ハッピーか」
「好都合オニ!全員揃う前にぶっ潰すオニ!」
「ハッピーが来た時、全員がやられてたらどんな顔をするか楽しみだわさ!」
「…皆さん、油断はなさらぬようにお願いしますね」
「分かってるよ!行け、アカンベー!」
「アカンベー!」
ウルフルンの声と共に4体のアカンベーが悟飯達に襲いかかった。
「来よったで!」
「!ごめん!みんな!」
「えっ?」
「うわっ!」
「悟飯さん!?」
悟飯は4人を抱え、舞空術で上空に飛び上がる。
「アカンベー!」
[8]前話 [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ