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笑顔の戦士と絶望に抗う戦士
11話
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アカンベーの放った攻撃は、先程まで悟飯達がいた場所を粉々に砕いていた。


「うわわわわ!高い高い高い!」

「手ぇ離したらあかんで!離したらあかんで!離したらあかんで!」

「すご〜い飛んでるよ!」

「私達は跳ぶことはできますが飛行はできませんからね…気持ちいいです」

「…とりあえず4人とも、変身してくれ」








「では、アカンベー3体は私が貰いますね。残りのアカンベーと皆さんでプリキュアの相手をお願いします」

「分かってるオニ」

「任せるだわさ!」

「こっちが片付く前にやられるんじゃねぇぞ」

「善処しますよ。早く助けに来てくださいね」
そう言ってジョーカーは消えていった。






「…どうしますか?悟飯さん」
変身を終えた4人は悟飯と共にアカンベー達と対峙していた。
「先にアカンベーを倒そう」
ビューティの問いに悟飯は答える
アカンベーの中にはキュアデコルがある。
今までは幹部1人とアカンベー1体が相手だったが、今回はアカンベーは4体と三幹部、それに新しい幹部らしき男。
それに対してこちらは自分を入れても5人、数において不利な上にみゆきがいないので、浄化技が撃てるのは4回。無駄撃ちはできない。
ならば最悪、幹部達には逃げられてもアカンベー達は倒す。
デコルが集まればその分クイーンの復活は早まるのだから。

「わかりました。皆さん、アカンベー優先でいきます!」

「「「了解!」」」



「よっしゃあ!行け!アカンベー!」

「アカンベー!」
ウルフルンの命令にアカンベー三体が悟飯に襲いかかる。

「なにっ!?」

「「「「悟飯(君)(さん)!!」」」」

「余所見してんじゃねぇぞ!」

「ぐっ!」


「行くオニ!」

「きゃあ!」

「マジョリーナタイムだわさ!」

「若返った!?」

「アカンベー!」

「…なるほど、悟飯さんが倒すことが出来ないアカンベーを集中させたわけですか」
自分たちの中で一番強いのは悟飯だ。戦力を集中させるのは当然で、さらに悟飯にアカンベーの浄化は出来ない。アカンベーを倒すことは可能だろうが、倒してしまえばキュアデコルの回収ができない。
しかし、自分達4人はそれぞれの相手で手一杯の状態だ。
それに、自分はともかく他の3人は今の相手に浄化技を撃つわけにはいかない。
撃てば他のアカンベーを浄化出来ない。

「(私がアカンベーを早く倒して皆さんの援護に回らなければ)」
ビューティがそんな事を考えていた頃、悟飯は…


「「「アカンベー!」」」

「フッ!ハッ!」
アカンベーの攻撃を完全に躱し、捌き、反撃していた。


「(アカ
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