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エアツェルング・フォン・ザイン
そのにじゅうさん
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もそも妖怪化するか…
俺等で食おうか?」

どう食うかって?

性的に…ね?

もしくは本当に食うか…

「そうだな…」

「今夜はアリスも呼んで鴉鍋かな…」

「調味料はあるぞ」

どんなスパイス(媚薬)なんですかねぇ?

と話していると…

「いやいや!貴女達なんて恐ろしい事を話してるんですか!?」

あ、復活したな…

「いや、なに、せっかく捕まえた鴉を逃すのは勿体なくてな。
しかし鴉一匹飼う蓄えもない…
と、なれば食うしかないだろ。なぁ、慧音」

「そうだな」

「妖怪の山と敵対しますよ!?」

「いやー…べつに…勝てるんじゃね?」

気づかれるまえに星騎士の忠誠剣でこう…妖怪の山の頂上からバッサリと…

もしくは大量の熱素をバーストさせて…

あー…鋼素で作ったナイフをぶっぱなすのもありだし月光波で吹き飛ばすのもありか…

「ば、ば、バカなんですか貴女!?」

「んー?バカじゃなければ吸血鬼の城に突撃なんぞせんだろ」

いや、まぁ決して不可能ではない…

キリトなら山一つと言わず星すら吹き飛ばせる。

「まったく…私がどれだけ心配したことか…」

どうやらあの時アリスが魔法か何かで慧音に伝えたらしい。

「悪かったって、その事は謝っただろ」

「あのー…二人だけの空間作らないでもらえます?」

ん?

「ああ、忘れてた。で、何の用だ鴉?」

「あぁ、そうでした。紅霧異変の顛末をお聞きしたく…」

「霊夢の所に行け。俺は主犯格とは殺りあってねぇんだ」

「そうなんですか?さっき博麗神社に行ったら『寺子屋の妖精に聞きなさい。アイツの方が【話す】の上手いから』って言ってましたよ?」

あんのガキィ…

「オーケー、取り敢えず後で霊夢はピチュらせるとして…何から聞きたい?」

そして、天狗の取材が始まった。

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