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天使のような子に恋をした
天使のような子と旅行先で出会った
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「おーう! 今行く! 南さん、行こうか」

「うんっ!」

 駆け足で翔真達の元へと急ぐ。南さんの手を引こうかとも思ったけど、流石にそれはまだ出来そうにない。

 ──でも、いつか。いつかは必ず南さんの手を引いて歩いてみせる。絶対に。

 そして、その後は5人で昼食を食べながら、他愛もない話で盛り上がった。店を出た後はすぐ別れることになったけど、東京に戻っても俺達は会おうと思えば会える。そんな期待を胸にして、南さん達と別れた。

 ──ちなみに別れ際、南さんに「デート、楽しみにしてるね」と耳打ちされ、今度のデートを絶対に成功させてみせると決心したのはまた別の話。

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