第一幕その四
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
一行は冒険をする為にオズの国に入りました、トロットの場合は戻りました。そうしてまずはエメラルドの都の宮殿に入ってです。
オズマ、そしてキャプテンと冒険のことをお話しました、トロットはオズマの前で五人に笑顔で言いました。
「私達はギリキンにも何度も行って地図も持って行くから」
「だからですか」
「ええ、安心してね」
こちらのことはとカルロスに答えます。
「本当にね」
「やっぱり道がわかっている人がいるといいですね」
「オズの国でも何処でも」
「迷わないで済みますから」
「じゃあトロットさん達にですね」
「私達はついていってとなりますね」
「そうなるわ、ギリキンの国に入ってね」
そうしてというのです。
「そうしてよ」
「イッソス王国に行くまでに他の国にも行ってもらうから」
オズマも五人に笑顔でお話します。
「今回も楽しい冒険になるわよ」
「そういえばギリキンの北には色々な国がありましたね」
カルロスはオズマにもこのことを聞きました。
「そうでしたね」
「ええ、そうよ」
「そうした国にもですね」
「行ってもらうから」
「言うならば今回は使節団だね」
それになるとです、キャプテンも言ってきます。
「我々は」
「冒険をしてですか」
「それと共にね」
各国への使節団となるというのです。
「オズの国の中のね」
「うわ、何か凄いですね」
「いやいや、君達はもう何度も使節になっているよ」
「そうなんですか」
「エメラルドの都の代表の一人として色々な国を訪問しているからね」
これまでの冒険においてというのです。
「だからね」
「今回だけじゃないですか」
「そう、だからわしの言葉は正確には今回も、かな」
今回ではなく、とカルロス達にお話します。
「そうなるかな」
「そうですか」
「考えてみればね、じゃあ教授とモジャボロ君が来たら」
「その時にですね」
「出発しよう」
ギリキンの国に向けてというのです、こうお話をしてです。
一行はまずは教授とモジャボロを待つことになりました、そうしてその間は都で遊ぶことになりましたが。
五人はトロットと一緒に宮殿の中でかくれんぼをして遊びましたがその後でカルロスはこうしたことを言いました。
「いや、宮殿は広くて」
「隠れがいがあってね」
「凄いよね」
「もう見付けるのが大変」
「本当に」
「うん、学校でするのと違うよ」
本当にというのです。
「宮殿ですると」
「そうでしょ、宮殿でかくれんぼをするとね」
トロットも五人に言います。
「もう凄いことになるのよ」
「そうですね、何かと」
「広くてお部屋も沢山あって」
「皆見付けるのが大変ですね」
「隠れる方も何処に隠れるか迷う位」
「凄いところですね」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ