第四章
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った。
「もうね」
「それじゃあよ」
「これからも頑張るね」
「そう、勉強だけじゃなくて人生のこともね」
「全部だね」
「頑張っていくのよ」
息子に笑顔で言う母だった、もう翔太は明菜の首について何かを思ったり言うことはなかった。ごく自然に彼女に授業を教えてもらえる様になった。自分を信頼してくれている彼女と。
大阪のろくろ首 完
2018・3・30
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