第6部
柳生編
第84話 何時の時代も上司には苦労させられる その1
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なんて流行んないから!」
いや、もしかしたら主人公がク〇〇ンヘアーってのもワンチャンある気がしなくもないのだが―――
とにかく、このままでは銀時の命と天然パーマが危ういのは事実。
何となしなければならない。でないと、次回からタイトルを変えねばならなくなるかも知れない。
それは書いてる作者としても非常に面倒な事なので何としても避けて通りたい。
「お待たせしました」
そうこうしていると、待ってましたとばかりになのはがお粥を作って持ってきてくれた。
助かった。この殺伐とした狂気じみたサイコパス集団の中でお前だけが救いの神だよ。
内心そう思いながら銀時はなのはからおかゆの入ったお椀を受け取る。
中身が不気味に七色に変色を続けるお粥と形容して良いのか甚だ疑問な代物が目の前に映し出されていた。
「えっと・・・なのは・・・さん? これは・・・何?」
「七草粥です」
「あのさぁ・・・俺の知ってる七草粥ってさぁ・・・確か、七種類の薬草を使った薬膳粥って印象があるんだけどさぁ」
「そうですね。その解釈で間違ってはいないと思いますよ」
「それじゃぁさぁ。何でこの粥は七色に変色してるの? しかもどれも不気味な色合いだし」
「お父様の怪我の具合からして七種類の薬草では足りないと思いまして、更に追加して七十種類の健康薬品と数種類の野草類、更には毒に対する抵抗力をつける為に微量の劇物をブレンドして完成させました。安心して下さい。既に試食はしましたので体には別状はありません」
「ちょっと待て! 何変なの追加してんの? ク〇ハ汁か? ク〇ハ汁だよねこれ! ク〇ハ汁をそのままご飯にぶっかけて食うなんてどんな拷問だよ! 嫌拷問じゃねぇよ。これはまるで死刑執行と相違ねぇじゃねぇか!」
かたや斬殺、かたや毒殺、坂田銀時に明日はあるのか?
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