暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百話
[1/4]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
列車がパリに到着したのは、もう暗くなった頃だった。
千冬達が列車から降りると、眠る一夏を抱いた束と箒が先に降りていた。
千冬が見たとき篠ノ之姉妹の肌は艶々としていた。
「案の定か貴様ら」
「いやぁ…凄かったよ。うん、本当に凄かった。
いっ君にキウイ食べさせたら駄目だね。
こっちが殺されちゃうよ」
「ダンピールの膂力で押さえつけられては抵抗のしようがないな…」
箒が束の腕の中で眠る一夏を見やる。
「そう言えば今日は大人しく撫でられていたが…
気を使っていたのか…?」
吸血鬼の膂力とは凄まじく、ゴリラを遥かに越えるエネルギーを産み出せる。
気功を使う一夏であれば、更にそれを越える腕力を秘めている。
「わぁ…わぁ…一夏、ヤったんだ…わぁ…」
と簪がやり取りを聞いて顔を赤くしていた。
「ねね、箒ちゃん、一夏君と何れくらいシタの?どんなだった?」
刀奈が箒の脇腹をつつく。
箒は肩より一回り大きい体をかがめ、刀奈の耳元に口を寄せた。
箒がリリムキッスを発動させ…
「御自分で確かめますか?」
その言葉の後、刀奈の耳にフゥッと息を吹き掛けた。
「ひゃぅ!?」
力が抜け、倒れそうになった刀奈を箒が支える。
その反応から、箒は刀奈が生娘だと察した。
「刀奈さん。私女の子同士もいけ…」
そこで箒の頭に拳骨が落ちた。
「か、母さん…」
「よその子に悪いこと教えないの。
貴女には一夏君がいるでしょう?」
箒が渋々刀奈を放し、リリムキッスを解除する。
「千冬ちゃん」
「なんですか奥さん?」
「この後の予定はどうするの?」
全員の視線が一夏へ向く。
が、当の一夏はすやすやと眠っている。
「箒、橙に聞いてくれるか?」
「わかりました…橙」
『はいはい、この後の予定でしょ?
ウカノミタマにスケジュール送るから参考にして』
side in
「ふにゃぁぁぁぅ…」
「起きたか」
「ずっと寝てたねいっ君」
体を起こすと右に箒が、左に束さんが寝ていた。
コンパートメントではなく、どこかホテルの一室のようだった。
「あぁ…ついたのか…」
ホテル・ロンスヴァル、予約していたホテルだ。
「昼食を食べてからの事は覚えているか?」
昼食……たしか…あれ?
「なんか…ぼんやりしてる…」
二人とヤった…ような…
「いっ君はアルコールには強くてもマタタビは駄目みたいだね…」
マタタビ?
「どういう事?俺いつの間にマタタビなんて飲んだの?」
「知らない?キウイってマタタ
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ