ペルソナ3
2009話
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ってもいいしな。
鉄板料理となれば、出来たてを食べるのが最善で、時間が経って冷たくなれば不味くなるが……俺の空間倉庫に入れておけば、いつでも出来たての料理が食えるし。
もっとも、まさか空間倉庫の事を言える筈もないから……そうだな。
「もし料理が余ったら、俺が大食いのパフォーマンスをやってもいい。具体的にどれくらい料理が残るのかは、俺にも分からない。だが、5人前、10人前、20人前といった量を俺が1人で食うのなら、パフォーマンスとして受け入れられるんじゃないか? ああ、もしくは客が買った料理を俺が食うって形にしてもいいけど」
その言葉に、ゆかりや友近、宮本、有里といったような、俺がどれだけ食えるのかを知ってるメンバーは納得した表情を浮かべ、それ以外の……あまり俺と関わり合いのないメンバーは、本当に大丈夫か? といった視線を向けている。
今の俺はそこまで大きな訳でもなく……寧ろ小柄と表現するのが相応しい体格なので、そのように思われても当然なのだが。
「その……アルマー君、本当にそんな事が出来るの?」
そんな中、1人の女……そこそこゆかりと仲の良い女が尋ねてくるが、俺はそれに頷く。
「何分以内に食べれば無料とか、そういう大食い店のチャレンジメニューをやってる店で挑戦して、食い切れなくてギブアップした事はないぞ」
そう告げると、皆が驚きの声を上げ……何だかんだと話し合い、最終的にうちのクラスは鉄板焼きの屋台をやる事になるのだった。
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